【東京土産】ほっくりとした芋のおいしさに大満足。和三盆の上品な甘さの『角 「和三盆」』

芋が大好きという女性に気のきいた手土産を贈るなら、こちらがぴったり。芋の味わいを存分に味わえる鳴門金時本舗　栗尾商店の『角 「和三盆」』（9個・756円）。

栗尾商店は、四国で育まれた鳴門金時を使った菓子作りひと筋の専門店。自然のものを自然のままに、をコンセプトに鳴門金時をサイコロ状にカットし、糖蜜に漬け込んだシンプルな商品を生み出した。ほっくりとした芋の味わい、甘さ、旨みをより楽しめるようにと作られた糖蜜は、初代当主が試行錯誤の末開発したもの。秘伝の蜜床で継ぎ足して守られてきたものだからこそ、鳴門金時のおいしさをより一層引き出すことができている。

今回ご紹介する和三盆は、まろやかで風味のよい最高級砂糖の阿波和三盆を贅沢に使用した逸品。蒸かした鳴門金時芋本来の味わいを楽しむのにおすすめだ。1箱には、9個入っていて、小さいながらも存在感は満点。糖蜜に漬け込んだあと、乾燥させていることで、軽い歯ごたえが生まれ、より一層、芋の旨みを味わえる。

味は、和三盆のほかに、柚子、炙り、胡麻、塩、醤油、カラメル、きな粉、珈琲があり、バラエティ豊かなテイストを楽しめる。きちんとした場所への手土産には、オリジナル風呂敷（162円）を使った包装も頼めるのもうれしい。

（文：高橋瑞穂、撮影：瀬尾直道）

※この記事は2015年04月07日に公開されたものです