日本の歴史と猫の関わりは古く、奈良時代には大切なお経をネズミから守るため、遣唐使の船に猫を乗せたと言われています。平安時代から室町後期までは、貴重な愛玩動物として高貴な人々の間でかわいがられました。その後、江戸時代中期まで、特に養蚕が盛んな地域でネズミ除けとして重宝される存在に。当時は猫の絵がお守り代わりに使われるほど、貴重な益獣だったそうです。現代では、広報的な看板猫、癒しを提供するコンパニオンアニマルとして活躍しています。
(山下まちか/OFFICE-SANGA)
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※この記事は2015年03月13日に公開されたものです
山下まちか/OFFICE-SANGA
一日に数回は「猫になりたい」とつぶやく猫好きライター。取材先で飼われている犬くん、道端で会う野良猫ちゃんにもなつかれてしまう謎のオーラを隠し持つ。マイナビウーマンではペットに関するコラムを執筆中。