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春までにダサ重から脱却! スタイリストに聞いた「アイスグレー」の使い方

安永ひとみ

さとうまほ/Pistachio

もうすぐ春とは言え、まだまだ寒いこの時期。買い足したいのは、今の季節からおしゃれに着られて、春まで重い印象になることなく使いまわせるアイテム……。今おすすめのカラーは「アイスグレー」。トレンドだったボルドーやモスグリーンとの相性がいいことから例年よりも人気だったグレーの中でも、明るいトーンのアイスグレーが注目を浴びています。着回し力の高さから、その人気はまだまだ続きそう。お手軽に上品なスタイルを作れるため、コートやスニーカー、ネイルなどさまざまなファッションに取り入れられているようです。スタイリストの安永さんに、上手な着こなしを教えてもらいました。

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■なぜアイスグレーが人気なの?

「アイスグレーは今季のランウェイで注目されたカラー。『クリア』、『ソフト』、『ペールトーン』といった春トレンドのポイントが盛り込まれた優秀な色なんです。ダークトーンの差し色としても使えるし、ほかのアイテムを春色でまとめれば明るい印象のコーディネートも作れる、使いどころを選ばないお役立ちカラーです」(安永さん)

また「色相ドミナント」と呼ばれる“同じ色相で配色をそろえた”着こなしが登場したことで、よりアイスグレーに人気が出たとのこと。白や薄いベージュと同様に、着回しやすいのもポイントです。同じ色合いでまとめる上級者コーデを、違和感なく気軽に作れるのは便利ですよね!

冬色のネイビーに柔らかいピンクを合わせて

冬色のネイビーに柔らかいピンクを合わせて

■ワンシーズンじゃもったいない! 冬から春コーデに着替えるには?

アイスグレーは、彩りのない色なので、どうしてもクールな印象を与えがち……。寒さの残る今の時期にしがちな黒が中心のモノトーンコーデや、濃い暗めのカラーでまとめてしまうと、冬っぽさが全面に出てしまいます。そんなときはペールトーンのピンクなど明るめカラーを差し色にして、暖かな春を演出してみましょう! 顔映りのいい、柔らかな印象のコーディネートが完成します。

ネイビーとアイスグレーだけだと寒々しいイメージのコーデ。ピンクが入ることで、ぐっと明るく春めいた印象に!

ネイビーとアイスグレーだけだと寒々しいイメージのコーデ。ピンクが入ることで、ぐっと明るく春めいた印象に!

中でもオススメは今年注目のイエロー。冬のシックなモノトーンコーデから一転、ぐっとカジュアルで春らしい装いに変身できます。どんな色とも喧嘩しないアイスグレーだからこその色合わせ。どんどん手持ち服と合わせてみましょう!

■スタイリスト安永さんおすすめ「アイスグレー」コーデ

(1)トレンドカラーがポイント! 春らしさ満点の旬コーデ
お手軽に冬コーデから春コーデにチェンジするには、差し色を使うのがオススメ。小物にアイスグレーと白を選び、ベージュのコートをあわせたシンプルなスタイルに、レモンイエローをプラス。トレンド感がアップし、春を感じさせる旬コーデが完成します。

レモンイエローで春を先取り! 旬な差し色コーデ

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(2)ポイントは“色相ドミナント”! カラー使い上級者コーデ
いつも通りのコーデはつまらない……。そんな時にチャレンジしてみたいのは、色調を合わせた「色相ドミナント」コーデ。小物を上手に使って白からアイスグレー、ベージュそしてゴールドへと全身で色の移り変わりを作りましょう。大人のキレイめコーデの出来上がりです。カラー使い次第であなたもおしゃれ上級者に!

そろえた配色がポイントの色相ドミナントコーデ

そろえた配色がポイントの色相ドミナントコーデ

(さとうまほ/Pistatio)

※この記事は2015年03月04日に公開されたものです

安永ひとみ

1981年生まれ。福岡県出身。一般社団法人日本パーソナルコーディネーター協会認定、パーソナルコーディネーター(R)・インストラクター。Parisで人気の定期購読媒体「My Little Box」のアンバサダー。元アパレルショップ販売員。販売員時代は、ミスからミセスまで幅広いブランドを経験。現在は、個人のお客様にパリジェンヌのようなシンプルなファッションをスタイリング提案中。パーソナルコーディネーターの育成にも尽力。大阪・福岡で事業展開。
http://ameblo.jp/eclairage-styliste/

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さとうまほ/Pistachio

クリエイティブユニット・Pistachioに所属。早稲田大学教育学部国語国文学科卒業後、一般企業に勤務。紆余曲折を経ながらも文筆業への夢を諦めきれずライター業に挑戦、今に至る。現在はファッション、フードなど女子にうれしい分野をメインに執筆。分野にこだわらないオールマイティーなライター目指して、趣味のお酒に溺れながら日々奮闘中。

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