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部下に失言してしまったときのフォローの仕方で、印象が悪くならないテクは?

いつも気を付けようとしているのに、おしゃべりな性格が災いして、ついつい職場で部下に失言をしてしまう……そんな人はいませんか? 一度口から出たものは取り返せませんが、上手くごまかしてフォローする方法をご紹介します。

【今思い出しても失言だったと思う過去の発言「40過ぎとかばばあですよ」】

気を付けようとしているのに……

「あ! またやっちゃった……!」失言が癖になってしまっている人というのは、そう珍しくないものです。「気を付けよう」と思っていても、職場で部下と雑談しているときや、ばたばたと忙しい仕事をしているときに、ついついこぼれてしまう本音。

良くも悪くも素直に思ったままのことを口にしてしまい、相手を傷つけたり、不快にさせてしまったりしたら、どうすれば良いのでしょうか?

スケールの大きさでごまかす!

目の前の相手について、言っているつもりはなかったのに、うっかり口が滑って失言してしまうというのはよくあることです。たとえば、身体的特徴……頭髪など、人が気にしそうな点についての失言は、本人の心をひどく傷つけてしまっている恐れがあります。

上司に対する失言も問題ですが、部下の場合は傷ついてもその意思表示を上司であるあなたにはできません。だからこそ、さりげなくフォローをする必要があります。もし、相手の身体的特徴や、バックボーン、コンプレックスになっていそうな点について失言をしてしまったときは、話のスケールを大きくすると、上手く濁すことができます。

部下と同じ特徴のある有名人の話題にすり替えるなど、相手に限定しないように話を広げましょう。

相手を傷つけない対応を

また、上記の方法ではごまかせないような話題だった場合、失言をしてしまったあとに、わざと自分でミスをして見せると、相手の怒りや悲しみ、といった失言に関する記憶が薄まります。これを心理学の言葉で親近効果と呼びます。

名前を呼び間違えるなど、うっかりしたミスのときは、下手にごまかそうとしたりせずに、素直に謝った方が相手に誠実さが伝わります。

できれば、常日頃から失言をしないように心掛けるのがベストですが、人間は完璧ではなりません。ついつい、うっかりこぼれてしまった失言を上手く切り抜ける方法も、部下を持つ身であれば、ちゃんと身に着けておくことが得策です。

失言の内容によって、臨機応変に対応を変えて、部下にも気持ち良く仕事をしてもらいましょう。

※この記事は2015年02月16日に公開されたものです

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