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綺麗なママは食べている!家族の健康と、ママの美容のためのミラクル食材

岡宏美/CaSy

こんにちは!上級食育指導士の岡宏美です。

突然ですが皆さん、去年の年末年始はいかがでしたか?

よく噛んで食べることの、メリットがハンパない!

体重が増えましたか?

体調を崩しましたか?

肌荒れしましたか?

「年末年始で痩せたの!」とか「綺麗になったの!」とか「体調がすこぶる良くって!」という人ってあまりいませんよね。

やはり日頃の疲れが出てしまったり、暴飲暴食する機会が多くなったり、ダラダラしてしまったり、

健康や美容とは縁遠い生活になってしまうことが多いと思います。

けれど!

子供に手がかかる忙しい共働きママにとっては、ちょっとの油断によるダメージを取り返すのは大変。

できるだけ日々の食生活で調整していきましょう!

『大切なのはたんぱく質』

美しく健康に過ごすために欠かせないバランスの良い食事。

その中でも特に大切なのは「良質なたんぱく質」を摂ることです。

なぜなら私たちの体は全てたんぱく質でできているから。

たんぱく質が不足すると、筋肉量が減って太りやすくなったり、皮膚のたるみ、シワ、内臓下垂、むくみ、冷え、髪のパサつき、免疫量低下、など様々な問題が起きます。

どれも女性の大敵ですね。

そのため綺麗で健康な体を作るには、毎食必ず摂る必要があります。

ところで皆さん、「たんぱく質を摂る」と聞くと、「肉か魚を摂らなくては」と思っていませんか?

『美容と健康のためのミラクル食材とは』

確かに、肉や魚といった動物性たんぱく質は、体内で合成することのできない必須アミノ酸をバランス良く含む良質なたんぱく質です。

しかし、それと同時に脂質も多く、カロリーも高いため、摂りすぎてしまうと様々な健康問題の原因になります。

そこで、この肉や魚の代わりに「大豆」をおすすめします!

『どうして大豆がミラクル食材なのか』

一般的に植物性たんぱく質は、脂肪分やカロリーも少ないヘルシーフードですが、

動物性たんぱく質と異なり、たんぱく質の含有量も少なく、必須アミノ酸のバランスもよくありません。

しかし、大豆は植物性でありながら、たんぱく質の含有量も、必須アミノ酸のバランスも、肉とほぼ同等!という特別な食材なのです。

つまり、良質なたんぱく質を含み、栄養価が高く、低脂肪で低カロリー。

肉や魚に劣らない優秀な食材といえます。

『まだまだある!大豆のパワー』

大豆はたんぱく質が豊富なだけではありません。

様々な有用な栄養素を含んでいることも特徴で、家族全員の健康に役立ちます。

レシチン

血中コレステロール値を調整する働きをします。

また、認知症予防にも効果的。

イソフラボン

抗酸化物質。女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、更年期症状を緩和します。

またカルシウムの流出を防いで骨粗しょう症を予防したり、コラーゲン生成を促進するため美肌効果も。

食物繊維

腸内環境を整え、便通をよくします。

ビタミンB群

疲労回復に効果的なビタミンB1、肌と髪を綺麗に保つビオチンなどを含みます。

カルシウム

骨や歯を丈夫に保ちます。イライラ防止にも。

サポニン

体内の老化物質を排出し、肌を綺麗に保ちます。

脂肪の吸収を抑える働きも。

まとめ

主菜は肉や魚、という固定観念を捨て、大豆に置き換えてみましょう。

豆腐、納豆、油揚げ、がんも、湯葉…など様々な大豆製品を用いたメニューにしたり、ハンバーグのタネを半分豆腐にするなど工夫してみましょう。

また、御馳走を食べる機会の多い年末年始は、特に気をつけて休肝日を作り、大豆を使った主菜でバランスを整えることが、美しく乗り切るコツです!

(岡宏美/家事代行CaSy)

※この記事は2015年01月27日に公開されたものです

岡宏美/CaSy

1983年埼玉県出身。NPO法人日本食育協会認定 上級食育指導士。NPO法人食育の会おむすびころりん正会員。結婚を機に会社を辞め、幼少期より関心のあった食育をライフワークとして取り組み始める。現在は、手作りソーセージの会や常備菜作りの会、まごわやさしいお料理会などを開催し、食育の普及に努めている。家事代行CaSyなどで記事執筆中。

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