締め切りはあった方がいい!?「締め切りを決めてしまえばパワーが発揮できる」法則
「この仕事はまだまだ納期が具体的に決まってないし、手を付けなくていいか」と思っていたら、そのままずるずると手を付けず、締め切りが決まってから大慌てで片付けた、なんて経験はありませんか? どんなときでも余裕を持ってスマートに仕事をするためには、常日頃からどんなことを心がければ良いのでしょうか。
【いつも締め切りがギリギリになってしまう人の心理学】
どうしても毎回締め切りぎりぎりになってしまう……
急に仕事の締め切りが決まると、大急ぎで仕事をして、納期ぎりぎりに納める、なんてことをしている人は少なくないと思います。「あんなに余裕があったはずなのに!」と後悔しても、もう遅い。毎回、「次こそは!」と思うのに、締め切りがアバウトだったり、随分先だったりすると、「すぐに着手しよう」とは思えないものです。
しかし、仕事ができる人、というのは自ら締め切りを設けて、作業効率をアップさせているのです。
仕事ができる人が使う「締め切り効果」
誰しも経験があると思いますが、課題や仕事の納期の締め切り直前になると、人間の集中力は格段に上昇します。この効果は「締め切り効果」と呼ばれていますが、毎度毎度、この「締め切り効果」を期待して、作業をぎりぎりまでしないようでは、仕事のできる人、とはとても呼べません。
仕事ができる人、というのは本来の締め切りよりも早い締め切りを具体的にしっかりと決めて、自らに課しているのです。
締め切り効果をうまく活用しよう
嫌な仕事、面倒な仕事ほど、締め切りぎりぎりまで手を付けたくないのが人の心理ですが、あえてこういう仕事を先に片付けましょう。本来の締め切りではなく、自分の中で早めの締め切りを「何月何日何時まで」と具体的に設定し、着手すれば、追い詰められた状況で嫌いな仕事をやる必要がなくなります。
これを先に片付ければ、そのあとに得意な仕事がある、と思えば、モチベーションと比例して、集中力、作業効率がアップします。
締め切りまでの期間が長く、内容が気乗りしないものであればあるほど、着手することを先送りにしがちですが、自ら締め切りを設け、嫌なものから片付ける、という姿勢を常に心がければ、あなたも「いつも余裕を持って仕事ができる人」へと変貌できます。
ぜひ、挑戦してみてください。
※この記事は2014年12月12日に公開されたものです