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勉強したことが思ったように身にならない人の特徴「アウトプットしていない」

新しい仕事や、勉強したことが思ったように身にならず、「私ってどうしてこんなに物覚えが悪いんだろう……」と悩んでいませんか? そんなあなたはもしかして、情報のアウトプットをしていないのかもしれません。

【覚えるまでに時間がかかる人のほうが、知識が身に付くというのは本当だった】

なんど覚えても、すぐに忘れてしまう。なんでなの!?

真面目に仕事を覚えようと先輩から色々教わったり、資格試験のためにこつこつ勉強したりしたのに、いざその記憶を活用しようとすると、全然役に立たない、覚えていない、ということってありませんか? 不真面目に取り組んだわけでも、集中していなかったわけでもないのに、どうしてこのようなことが起こってしまうのでしょうか?

 それを解くカギは記憶のアウトプットにあるようです。

覚えた記憶は、ため込むのではなく、すぐにアウトプット

アウトプットとは、つまり、ため込んだものを吐き出す行為。記憶のアウトプットというと、覚えたことを口に出したり、身体で表現してみたりすることです。「せっかく覚えたのに……」と悩んでしまう人の多くは、このアウトプットをせずに、ただひたすら覚えて頭に詰め込むだけで、すぐに活用しないため、頭の中から情報がどんどんこぼれおちてしまうのです。

からだ全体を使って、情報を飲みこもう

時間を掛けて覚えたことをどんどん忘れて、また覚える、そして忘れる、を繰り返すのは時間の無駄。努力を無駄にしないためには、記憶をためこむだけではなく、アウトプットを行うことにより、頭の中や身体に記憶を定着させましょう。

アウトプットを行うのは簡単です。一番手っ取り早いのは、口に出して説明してみる方法。誰か聞いてくれる人がいればなお良いですが、覚えたことを口に出し、内容が込み入っているようであれば、それを順序立てて説明してみましょう。

また、動作が必要なものであれば、身体を実際に動かすのも有効です。「実際にやってみる」というのが一番頭に残る方法です。

テキストや資料を読み込んで、情報を頭に叩き込むことは、悪いことではありませんが、その土壌をしっかりと豊かなものにするためには、それだけではいけません。耕すだけでなく、種をまくように、こまめにアウトプットを行うことによって、培った知識を確実なものにしましょう。

※この記事は2014年12月12日に公開されたものです

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