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世界のトップアスリートもやっている!「アファメーション」って?―「できる」と言い切る

「でも私なんか……」のように、自分に対し、低い評価、否定的なことが口癖になっている人っていますよね。あなたもそんなことを言っていませんか? 自分の望む未来を手に入れるためには、そんな姿勢ではいけません。

【指示を「否定形」から「肯定形」にすると、部下が出来る人になる】

否定的なことを言いすぎていませんか?

何を発言するにしても、自己評価が著しく低い人、否定的な人、「どうせ失敗するし」とネガティブな人というのはどんな環境にもいるものです。謙遜程度の言い回し、態度であれば問題はありませんが、あまりにネガティブな姿勢でいると、人生のチャンスを逃してしまいます。

そんな損をしないためには、どうすれば良いのでしょうか?

自己否定的な人格をポジティブに

とある心理学者の研究によると、人間は生きているうちに平均的に約15万回の否定的な言葉を聞かされるそうです。幼少期にこの否定的な言葉、たとえば肉親から「お前は本当に駄目な子だね」などと言われ続けたり、学校の先生から「なんであなたは皆と同じようにできないのかしら」と評価されたりすることにより、自己否定的な人格が形成されてしまいます。

この自己否定的な人格をポジティブな思考にシフトさせるために考えられたのが、「アファメーション」です。「アファメーション」とはつまり「肯定」。「私だったらできる」と自分で自分を肯定することです。

トップアスリートもメンタルケアに用いている「アファメーション」

この「アファメーション」という行為は、プロのアスリートたちの間でも使われています。「私ならできる」と自己肯定することにより、モチベーションを上げ、自信を持って競技に臨むと、自分の潜在能力を引き出されると言われているのです。

この「アファメーション」を日常生活の中に組み込むと、自己肯定感が高まり、生活に充実感を覚えるようになります。

より効果的にするために「ビジュアリゼーション」

では、日常生活の中にどうやって、「アファメーション」を実践すれば良いのでしょうか? この「アファメーション」は一種の自己暗示なので、自分に言い聞かせなければなりません。そのやり方は、まず口に出すこと。「私ならこの課題をクリアできる」と主語を自分にし、肯定的な言葉を断言します。

「きっとできる」ではなく「できる」と言い切ることがポイントです。これでも自信が湧かないという人は「ビジュアリゼーション」も行ってみましょう。頭の中で成功した様子を映像として思い浮かべることにより、いっそう効果が高まります。

自信を持ちすぎて、自分の能力を過信してしまうのは失敗のもとですが、自信が無さ過ぎると、人生に張りがなくなってしまいます。自分のことをよく否定的に捉えてしまう人は、ぜひこの「アファメーション」を実践して、自信を持って何事にも挑んでみましょう。

※この記事は2014年12月12日に公開されたものです

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