年金はもらえる? 老後の蓄えは十分? 働く女子が考える「老後の心配ごと」
働いていると、ふと浮かぶのは老後のこと。とりあえず今は、老後に年金が支給されることになっているけれど、自分たちが定年を迎えたときにどうなっているかはわからないですよね……。そんな「老後の心配」について、女性のみなさんに聞いてみました。
Q.あなたは老後の心配をしたことがありますか?
はい……56.5%
いいえ……43.5%
半数以上の女性が老後の心配をしたことがあるという結果に。具体的にどんな点で心配を感じたのか、くわしく教えてもらいました。
年金がもらえるのか
・「やはり年金制度が心配です。自分たちが、十分に生活していけるほど年金がもらえるのかは不安に感じます」(22歳/情報・IT/技術職)・「年金を試算したら、あまりにも少なくてビックリした。どう考えても年金だけでは暮らせないので、手に職をつけるべきかと焦っています」(31歳/その他)
受給開始年齢がじわじわと上がり続けている年金。自分たちが定年を迎えたとき、一体何歳から年金が支給され、月いくらもらえるのか、というのはわからないもの。不安は募るばかりです。
孤独死の心配
・「結婚できなくて、老後もひとりで過ごさなければならなくなったとき、どうしようかと思う」(24歳/情報・IT/技術職)・「もし子どもを作らないとしたら、ひとりさみしく死んでいくのだろうか、ということ」(27歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
将来「おひとりさま」となる可能性は否定できないもの。そんなとき、身近に最後を看取ってくれそうな人がいないかも……という不安を今から感じている人もいるようです。
今のままの収入で大丈夫?
・「年金だけで暮らしていけないだろう、ということは明白なので、貯金でどれくらい貯めればいいのか」(30歳/小売店/秘書・アシスタント職)
・「貯金をどのくらいしておけば、安心・安全に暮らせるかが心配」(29歳/自動車関連/事務系専門職)
年金がアテにならなければ自分の貯金で何とかしなきゃ、とは思っていても、老後のため、どのくらい貯金をしておけばいいのかイマイチわからないと、ただただ心配になりますよね。
健康にまつわること
・「病気をしたり、体が不自由になったとき、誰に頼ればいいのかわからない」(25歳/金融・証券/販売職・サービス系)・「自分がアルツハイマーや寝たきりになったとして、ほかの人に迷惑をかけないか不安」(30歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
だんだんと体が言うことをきかなくなるのが老いというもの。そんなとき、周囲に迷惑をかけないで生活できそうなのか、いざというときに頼れる人はいるのか……考えはじめると止まらなくなりそう。
今は働ける状況にあっても、いつ働けなくなるかわからない世の中。将来に対する不安がたくさんあるのは仕方がないものです。でも、ただ心配しているだけではなく、将来のためにすぐできることを今のうちから考えておく必要があるのかもしれませんね。
(ファナティック)
※画像は本文と関係ありません
※『マイナビウーマン』にて2014年11月にWebアンケート。有効回答数209件(22歳~34歳の働く女性)
※この記事は2014年11月27日に公開されたものです