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幸せだと思ったら! 外国人男性の恋愛、良い点の表と裏4つ「表:愛情表現が豊か」裏は……?

マダムリリー

男子

みなさん、日本人と外国人の恋愛にどんなイメージを持っていますか? 欧米人男性は日本人男性に比べて紳士的で、レディーファーストができて、愛情表現が豊かで素敵だな……と思う人もいるのではないでしょうか。
しかし、実際には世間で言われている「外国人とつきあうメリット」の裏に、日本人男性との恋愛では経験する必要のないデメリットがあるんです。そこで今回は、外国人との恋愛の表向きメリットと、その裏にあるデメリットを比較してみました。

★表向きメリット:愛情表現が豊か

日本人男性に比べ、外国人男性はとても愛情表現が豊かでストレートに「愛している」気持ちを伝えてくれます。歯が浮くような情熱的なセリフもさらりと言い、恋愛映画に出てくるような手間のかかるロマンチックな演出も自然にやってのけます。プロポーズもなく、一度も「愛してる」と言ってくれないまま結婚生活が続くような日本人男性との恋愛では寂しいという女性には、外国人男性の愛情表現の豊かさは大きなメリットとなるでしょう。

★裏のデメリット:同じように愛情を示さなくてはならない

外国人の愛情表現が豊かだと感じるのは、日本人の愛情表現が外国人に比べて乏しいからです。日本人と外国人のカップルでは愛情の伝え方にギャップがある場合が多く、これが原因で喧嘩したり別れてしまうカップルが少なくありません。外国人は自分ばかりが「愛している」と言い、自分のことを褒めてくれないことに対して不満に思い、日本人は愛情をどううまく表現すればいいのかわからず、慣れていないため戸惑ってしまいます。

★表向きメリット:家事分担に協力的

外国人男性は家事の分担にも協力的で、働く女性に理解があります。「家事は女性がするものだ」という固定観念がなく、家事は性別に関係なくそこに住む人が協力してするものだという考え方を持っています。嫌な顔一つせず進んで家事を引き受けてくれ、相手が料理を作ってくれたときには「ありがとう」の一言を忘れません。「夫が家事を手伝う」のではなく「2人で協力して家事をする」、家事分担に対する考え方が根本的に日本人とは異なります。

★裏のデメリット:専業主婦は論外

なぜ、欧米人男性は家事をすることに対して抵抗がないのでしょうか。それは、パートナーと対等であろうという意識が強いからです。フェアな関係を望むので家事を分担するのは当たり前で、逆に言うと、自分だけが外で働いて妻は専業主婦で昼間好きなことができるというのは不公平だと感じます。自分がキャリアアップを目指すように、妻にも外で働いて仕事に誇りを持ってほしい考える外国人男性が多いのはこのためです。結婚後は家事や子育てに専念して外で働きたくない女性にとっては、フェアな関係にこだわる欧米人男性の考え方に合わせるのは難しいでしょう。

★表向きメリット:視野が広がる

文化の異なる国の人と付き合えば、毎日が新しい発見です。自分では「これが当たり前だ」と思っていたことでも、外国人と付き合うなかで「こんな考え方もあるのか!」と固定観念が覆されるような出来事がたくさんあります。外国人と恋愛するうちに凝り固まっていた価値観がなくなり、世界観が広がって、外国人の彼と一緒にいること自体が人生の良い刺激となります。

★裏のデメリット:違いを受け入れられないと続かない

外国人と付き合って「視野が広がった」と思えるのは、自分とは違う相手の考えや価値観を受け入れたからこその結果です。文化の違う外国人とうまく生活していくには、相手の文化を受け入れることは必須で、これができないと関係を続けていくことはできません。相手の国や文化を馬鹿にするのは国際カップルの一番やってはいけないことで、自分とは違う相手の国の理解と尊敬が絶対に必要です。「違いを受け入れられなくなる=別れ」という危うさを含んでいるという点では、外国人との恋愛はマイナスです。

★表向きメリット:「できて当たり前」がなく、おおらかな気持ちで付き合える

「なぜ味噌汁もろくに作れないのか」と減点法で始まる日本人との結婚とは違い、外国人との結婚は加点法だと言われています。「外国人なのに味噌汁が作れるなんてすごい」、「外国人なのに私の気持ちをここまで理解してくれて嬉しい」など、“違いがあること”を最初から受け止められるというのが国際結婚の良い点です。相手が自分のことを「わかっていて当然」だという過剰な期待がないぶん、広くおおらかな気持ちで付き合え、相手が自分のためにしてくれたことを素直に喜ぶことができます。

★裏のデメリット:以心伝心が不可能

日本人同士のコミュニケーションでは阿吽の呼吸や以心伝心など、互いに考えていることを読もうとします。そのため日本人同士なら言わなくても空気で伝えることができますが、外国人が相手の場合は以心伝心が不可能です。「言わなくてもわかってくれる」は通用せず、言わなければいつまでたってもわかってくれません。本音と建前も通用しないので、思ったことを素直に言葉にして伝えていく努力が必要です。日本人同士の場合の「自分のことをわかってくれて当然」という期待がないことのマイナス面だと言えます。

★まとめ

他にも「外国語が身につく」というメリットの裏に「外国語学習から逃れられない」というデメリットがあるなど、外国人との恋愛には日本人との恋愛にはない醍醐味と苦労が表裏一体となっています。筆者はフランス人男性と結婚して5年ですが、国際恋愛のメリットもデメリットも考え方によると思います。物事には何でも裏と表がありますが、自分がそれを表として見るか裏だと思うかで彼との恋愛の見方が変わるはずです。

とはいえ、相手が日本人の場合でもこの世に全く同じ人間がいないように“違い”はあるものです。「相手を理解しようとする気持ち」が大切なのは、日本人の恋愛も外国人の恋愛でも同じなのではないでしょうか。

(マダムリリー)





※この記事は2014年10月28日に公開されたものです

マダムリリー

http://www.madameriri.com/

フランスをはじめとする「世界のおもしろい!」と「日本の不思議!」を発掘するサイトです。

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