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美大のイメージ、6割以上が「画家や彫刻家を目指す人のための専門教育機関」―武蔵野美術大学調べ

一般消費財以外の、雑貨や家電などを購入する際、価格よりも重視するものは何ですか

武蔵野美術大学は、全国の10代~60代男女600人を対象に、「美術とデザインに関する意識調査」を実施し、結果を発表した。

美術大学と聞くと思い浮かべるイメージについて尋ねると、6割以上が「画家や彫刻家を目指す人のための専門教育機関」、半数以上の人が「美術史や画法、色彩学など専門性の高い学問を学ぶ専門教育機関」と回答。最も低かったのは「自動車や携帯電話など、ものづくりの欠かせないデザインを学ぶことが出来る高等教育機関」で、約1割が回答した。

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また、一般消費財以外の、雑貨や家電などを購入する際、価格よりも重視するものは何かと尋ねると、1位は「価格も重要だが、使い易い、使っていて気持ちがいいと言った機能性を重視」で6割近く。「価格も重要だが、デザインや色合いが自分の好みに合っているかどうかにこだわって買っている」という回答は4割以上いた。

同大学は、「雑貨や家電を買う時に機能やデザインに比重を置いている人が多数いる。特に10代女性では6割以上がデザイン重視。美術大学については日常生活では関わりのない縁遠い世界であると考えられているが、日常の中の美術・デザインに触れてもらう機会を多く提供したい」とコメントを寄せている。

※この記事は2014年10月26日に公開されたものです

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