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浜内千波さんが伝授! 彼の健康もサポートできる、料理上手になるための献立づくり

同世代女子が気になるトレンド情報から、新商品、人気スポットなどまで、ランチタイムの話題にしたい、気になるあれこれをピックアップ!

結婚したら、日ごろから彼の健康をサポートできる食事をつくってあげたいですよね。でも、「献立がマンネリ化しちゃう」「レパートリーが少ない」など、お悩みも多いのでは? 新刊『365日の献立おかず』を発表したばかりの人気料理研究家・浜内千波さんに、毎日の献立づくりのヒントを教えてもらいました。

料理を調理法で分類してみよう

「一品一品の料理をつくることはできても、それらを組み合わせて献立にするのは難しく感じてしまう人が多いんです。でも、まずはレシピを調理法で分類してそこから料理をピックアップしていけば、バランスのよい献立ができるんですよ」と浜内さん。

では、具体的にどうしたらいいのでしょうか? 「料理ではなく、『煮る』『炒める』『焼く』『蒸す』『揚げる』『和える』の6つの調理法から2つを選んで考えれば、すぐに一汁二菜の献立が立てられます。毎日の献立づくりが、グンとやさしくなるんですよ」。なるほど、これならすぐにできそうですね。

買い物で食材を選ぶときも、調理法からアプローチすると献立のアイデアが広がりそうです。「『この食材は炒め物に向いているな』『このあいだは焼いたけれど、今日は蒸してみよう』などと考えてみるのもオススメです。それから、スーパーの店先では目立つところに旬の食材が並んでいます。たっぷりと旬の食材を取り入れることで、食卓に変化が生まれますよ」。

おなじみの食材も、調理法を変えればレパートリーが広がる

とはいえ、働く女子の場合、なかなか買い物に行けないというときもあるのでは? 常備しておくと便利な食材について聞いてみました。「基本はジャガイモ、ニンジン、タマネギ。それから、キャベツや白菜、ピーマン。これらの野菜は名脇役なんです。お肉やお魚などの主役と組み合わせて、『煮る』『炒める』といったように調理法を変えるだけで、レシピはどんどん広がります」。どれも定番の食材ばかりなので、さっそく今日からチャレンジしてみませんか?

さらにそれぞれの食材のボリュームを変えるだけで、おなじみのメニューでも簡単に変化をつけられるのだとか。「たとえば、『豚肉と白菜の蒸し煮』をつくるなら、次につくる時は白菜の割合を増やしてみましょう。『白菜と豚肉の蒸し煮』という、新しい一品ができます。ね、簡単でしょう? そしてそれが、自分のレシピになるのです」。

家庭料理は家族の心をつないでくれる

もうひとつ、献立を考える上で大切なポイントがあります。それは相手の嗜好や体調を考えてあげること。「家族のコンディションに合わせ、工夫しながらつくりあげていくのが本来の家庭料理なんですよ。おにぎりひとつでも、お味噌汁1杯でも、真心を込めてつくればそれは素晴らしいごちそう。愛情や感謝の気持ちがやがて家族の心をつなげてくれます」。明日からの食事づくりが、なんだかもっとがんばれそうです!

●『365日の献立おかず 一汁二菜で満足できる毎日のバランスレシピ』(浜内千波著/日本文芸社)
192ページ 定価1,404円(税込)
※約160品目のレシピを6つの調理法ごとに紹介
http://www.nihonbungeisha.co.jp/books/pages/ISBN978-4-537-21213-6.html

(菅原淳子/Playce)

※この記事は2014年10月21日に公開されたものです

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