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無言で受け取るのはNG!知っておきたいタブーマナー「名刺の渡し方・受け取り方」編

知っているつもりでも、何年もやっていると、ついついマナーをおざなりになってしまうことってありませんか? 今回は名刺交換のNGマナーについて復習してみます。これを機会に、初心に戻ってマナーを確認してみましょう。

【名刺を渡す際のマナーと心理テク「名刺入れは胸ポケット」「相手より先に渡す」】

きちんと両手で受け取っていますか?

名刺は基本的に両手で受け渡しをします。うっかり片手で受け取ることのないように気を付けましょう。同時に受け渡しをするときは、自分の名刺入れをお盆がわりにするのがポイント。自分の名刺を右手で差し出し、相手の名刺を左手で受け取ります。

受け取った名刺はそのまま名刺入れにしまわず、自分の名刺入れに乗せて置いておきます。また、受け取った相手が複数いるときは、席順どおりに机上に並べるなどしておけば、誰が誰だか分からない……という困った状況に陥らずに済みます。

無言で受け取っていませんか?

名刺を受け取る際、うっかり無言で受け取ってしまったことはありませんか? 受け取るときの無言は、感じが良いとは言いがたいもの。「頂戴いたします」など一声かけることが大事です。また受け取ったら相手の名刺に記載されている名前を必ず確認しましょう。

そして読みが難しい場合は、このときに確認してみましょう。時間が経つと名前の確認はどんどんしづらくなってしまいます。後から慌てるよりも、このタイミングで聞くのがスムーズです。

名刺の管理方法は問題ありませんか?

まずは自分の名刺を確認してみましょう。角がよれていたり、汚れがついていたりしていませんか? 名刺入れに枚数を多く入れ過ぎたり、名刺入れ自体が汚れていると、清潔感に欠ける名刺をお渡しすることになってしまいます。

名刺は自分自身を表すもの。きちんと感を忘れないように保管したいですね。また、名刺は必ず名刺入れに保管するようにしましょう。あまりないと思いますが、お財布やポケット、ファイルなどに直接入れておくのもやめましょう。

そして渡そうと思ったら足りなかった……などという残念なことにならないように、枚数は多めに用意しておく、残り枚数が少なくなったら早めに発注をかけるなど、チェックもしっかりしておきたいですね。

いただいた名刺の扱い方にも注意が必要です。相手の特徴を忘れないように、できるだけ早めにメモを書き込みたい……という人も多いと思いますが、やはり目の前でメモを書き込むのは失礼にあたります。その場を離れてからにしましょう。

今回は名刺交換の基本の「き」にあたる部分を確認しましたが、ついつい自己流の名刺交換をしてしまっている人もいるのではないでしょうか。ちょっとしたマナーをしっかり守ることで、「相手を大切に扱っている」という空気を伝えることができます。

時には初心に立ち返って、「きちんと感」を思い出してみるのも大事なことかもしれませんね。

※この記事は2014年10月20日に公開されたものです

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