前年同期比で2倍超！　管理職向け転職サイト「ビズリーチ」、女性の新規会員数急増

ビズリーチが運営する管理職・グローバル人材に特化した転職サイト「ビズリーチ」に、2014年4月から9月に新規登録した女性会員数が、2013年同期比で2.08倍となったことがわかった。新規男性会員数が前年同期比1.37倍であることと比較して、新規女性会員数が急増している。

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新規女性会員数の2012年同期比では5.91倍(新規男性会員数は2.31倍)。2013年ごろから始まった安倍政権の女性活躍推進策が、女性の転職活動意識を高めていると考えられる。同政策では、「指導的地位に占める女性の割合を、2020年までに30%」にする目標を掲げていることから、企業からビズリーチに寄せられる女性採用に関する問い合わせも増加している。

同転職サイト利用企業へのアンケートでは、76%が「今後1年以内に管理職に抜擢したい女性管理職候補が社内には十分いない」、82%が「女性管理職を外部から採用する場合、管理職候補を採用して実績を残してから昇進させたい」と答えた。企業が女性の活躍を推進するため、女性管理職「候補」の外部登用に関心を寄せていることがうかがえる。

同社は、キャリア女性(これから管理職を目指す女性や現在管理職に就く女性)と、女性を積極的に採用したい企業をマッチングするため、2014年5月に「ビズリーチ・ウーマン」をオープン。アクセンチュア、神戸製綱所、すかいらーく、武田薬品工業など、女性の活躍推進に積極的な企業が利用している。

(エボル)

※この記事は2014年10月18日に公開されたものです