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イメージ先行?アニメの意外な勘違いたち―「アムロ行きまーす!」は一度しか言っていない

昔のアニメのエピソードやせりふなどは、意外とあやふやだったり、イメージ先行で覚えているものが多かったりします。そのため、「実はそんなこと言ってなかった」というものや、実際とは微妙に間違っていたりするものがあります。

今回は、そうしたアニメにまつわる「意外と勘違いしていること」を紹介します。

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これを知れば友達にひけらかせる!?

●有名な「アムロ行きまーす!」は一度しか言っていない
ロボットアニメの歴史に大きな足跡を残した『機動戦士ガンダム』。主人公のアムロ・レイが出撃する際に言うせりふといえば、「アムロ行きまーす!」を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、実はこのせりふ、アニメ放送の中では一度しか言っていないのです。

ゲームなどで繰り返し使われたり、物まね芸人の方の影響などでそのせりふのイメージが強くなったのでしょう。

●一徹のちゃぶ台返しも一度だけ
『巨人の星』の印象的なシーンの一つに、主人公・星飛雄馬の父親である一徹がちゃぶ台をひっくり返すようなシーンがあります。しかし、アニメの中でこの行動をしたのは一度だけです。エンディングでそのシーンが使われているので、何度もひっくり返す印象があるのかもしれません。

●意外と何度も使っている「立つんだジョー!」
『あしたのジョー』で、主人公の矢吹丈がダウンした際、トレーナーの丹下段平が叫ぶ「立つんだジョー!」というせりふがあります。力石徹との試合で出た名言と思っている人も多いのですが、他にもウルフ金串戦やカーロス・リベラ戦でも連発しています。

矢吹丈は頻繁にピンチに陥っていたようですね。

●クララは2回立っている
『アルプスの少女ハイジ』の印象的なシーンといえば、50話の「車椅子に乗ったままだったクララが自分の足で立つシーン」。しかし、実はそれ以前にも立っているシーンがありました。それは48話。木陰で本を読むクララの前に突然牛が現れ、驚いたクララはとっさに立ち上がるのです。

全編を通して見たことのある人は知っているでしょうが、意外と知らない人も多いようです。

●『紅の豚』は「べ」じゃなく「ば」
ジブリ映画の傑作『紅の豚』の主人公、ポルコ・ロッソの有名なせりふがあります。それは「飛ばねえ豚はただの豚だ」というもの。非常に印象深いせりふなので多くの人が覚えているのですが、なぜか「飛べない豚はただの豚だ」というふうに覚えている人が多いようです。

●次回予告だけの「オッス、オラ悟空」
『ドラゴンボール』の主人公・孫悟空の「オッス、オラ悟空」というせりふ。これは予告だけに使われているもので、本編では一度も登場したことがありません。ちなみに、このせりふ自体も孫悟空役の野沢雅子さんのアドリブだったそうです。

●アニメでは使われまくりの「おまえはもう死んでいる」
1980年代に一世を風靡した『北斗の拳』。主人公・ケンシロウの有名なせりふに「おまえはもう死んでいる」というものがあります。流行語にもなったせりふですが、実は原作では一度しか使われていないものなのです。

アニメだけ多用されたものなのです。

アニメの意外と勘違いしていることや、ちょっとしたトリビアを紹介しました。知らない人もけっこういるようなので、ぜひ教えてあげてください!

(中田ボンベ@dcp)

※この記事は2014年10月18日に公開されたものです

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