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悪用厳禁!○○をされるとつい力を貸したくなる心理「援助行動」とは

街で困っている人を見かけると、ついつい力を貸したくなるということもありますよね。しかしそれは、力を貸す側の性格や、そのときの状況によっても変わってくるもの。そこで今回は、つい力を貸したくなるときの心理の秘密に迫ってみましょう。

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「援助行動」を起こしてしまう心理

「援助行動」とは、ある程度の自己犠牲を払ってでも相手を助けることをいいます。これら行動を起こしやすい人は、他人のことを自分のことのように考えることができ、世の中が誰にとっても公平であるという心理が働いています。

さらに自分の力を信用しているため、力を貸すことで助けられるという気持ちがあり、社会的責任も強く持っている傾向があります。見返りを求めずに率先的に力を貸せる人ほど力を貸すことにやりがいを感じ、その行為によって満足感を得ているのです。

助けられる側の「責任」が力を貸すきっかけに

「援助行動」を起こしやすい人であっても、必ずそれらの行動をとるとは限りません。きっかけを作るポイントとしては、助けられる側の「責任」が重要になってきます。例えば、具合が悪い人を見かけたら心配して寄り添いたいと思うことがあっても、その理由がお酒の飲みすぎということなら放っておこうと思うケースも多いはず。

いかに助けられる側が同情心を印象付けることができるかが重要になってくるのです。

同情を誘う理由を付けてみよう

先のような理由から悪用は厳禁であるものの、同情を利用して意図的に力を貸してもらおうとすることも可能ということになります。例えば仕事に私情を挟んでしまうことは、少なからず誰にでも経験があるはず。その同情心を利用できれば、仕事を手伝ってもらいやすくなるのです。

ただし頻繁に使えば信用を失い、本当に力を貸してもらいたいときに限って、それがかなわない可能性が出てきます。悪用はせずに、あくまでここぞというときに使うのが効果的といえるでしょう。

これら心理は仕事やプライベートに限らず、いろいろな状況で影響してきます。自分が力を借りたいときも、力を貸したいときもぜひ自分の気持ちに素直になって行動するようにしましょう。

※この記事は2014年10月17日に公開されたものです

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