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関東うどん文化を代表する武蔵野うどん!夜はうどん居酒屋としても楽しめる『武蔵野うどん じんこ』

「肉ネギつけ汁うどん」700円と、えび天・日替わり野菜天の「お好み3品盛り合わせ」600円(ランチ価格300円)

●オリジナルの工夫も加え、伝統の味を紹介

古くから良質の小麦栽培が盛んで、家庭ごとに手打ちうどんを作る習慣があった埼玉県地方と東京・多摩地方。ガッシリとした歯応えと力強いコシの太麺が特徴の、それらのうどんを総称して呼ばれるのが「武蔵野うどん」というカテゴリー。

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店主の神山正文さんは、埼玉県本庄市の出身。子供のころから親しんだ武蔵野うどんを広めたいと思い、6年前に地元のうどん職人に弟子入り。自宅に打ち場を設けるなどして独自に試行錯誤を重ねて、2011年5月にこの店をオープンした。

「店頭で手打ちするうどんは、基本となる小麦粉と塩に全卵を加えることで、武蔵野うどんらしい強いコシに滑らかさが出て食感もアップ。うどんを切り出した後に一晩寝かせるのも当店ならではの工夫。うどんの身が締まり、より歯応えが増しています」(神山店主)

●夜は“うどん創作料理”もある居酒屋として営業
ゆで上がりを水で締めてコシを増したうどんを、温かいつけ汁でいただくのが武蔵野うどん基本のスタイル。甘味と塩気のしっかりとしたつけ汁は、カツオをメインにサバ・アゴ・干しシイタケ・コンブも加えてダシの深みを増す。

「肉ネギつけ汁うどん」700円は、つけ汁に豚バラ肉と油揚げ、ネギが具として入る、武蔵野うどんらしさを味わうには格好の一品。縮れのあるコシの強い太麺が、しっかりとした味わいのつけ汁とよく絡み、満足感が高い。

香ばしさと甘味を増すための焼きネギや、炙って余分な脂を落とした豚バラ肉など、具にも細かな手間が加えられている。天ぷらも、常に揚げ立てを提供している。

夜は揚げ物のほか、焼き物や生ものと各種の酒肴をそろえた“うどん居酒屋”として営業。飲んでつまんで〆はうどんというスタイルだが、「武蔵野うどん文化を世に広めたい」というコンセプトのとおり、わさび醤油でシンプルにいただく「うどんの刺身」410円やうどん生地を使ったモチモチ食感の「水餃子(4ヶ)」540円など“武蔵野うどん創作料理”も。

「季節を選ばず、どんな食材とも相性のいいのがうどんの魅力。讃岐や関西風とは異なる、関東を代表するうどん文化を体験してください」と、神山店主はうどん職人らしい自信をみせる。

【店舗データ】
店名:武蔵野うどん じんこ
所在地:東京都世田谷区三軒茶屋2-11-11
営業時間:11:30~15:00(14:30ラストオーダー)、17:00~23:00ラストオーダー
土・日・祝12:00~15:00(14:30ラストオーダー)、17:00~23:00ラストオーダー
定休日:なし
HP:http://jinco-udon.com/
※四ッ谷店(東京都新宿区四谷1-23-8)もあり
メニューはすべて税抜価格

【その他メニュー名 価格】
・キノコつけ汁うどん700円
・ナスのつけ汁うどん700円
・焼もみ海苔つけ汁うどん700円

※この記事は2014年10月15日に公開されたものです

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