お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

覚えておくと、いざというときに使える交渉力5選「反対意見には根拠を聞き出す」

取引先などと交渉をする、クレームなどの対応をするなど、仕事をこなすにあたって交渉力は切っても切り離せない能力の1つです。しかし、どうやって交渉していいかわからない人も多いはず。そこで今回は、いざというときに使える交渉力5選をご紹介いたします。

【会議の席で、相手がある表情をしたら、マズイかも!?―ある表情とは?】

譲れない最低ラインを決めておく

特に外国企業と交渉する場合、下手に出たほうが後々有利と考える人が多いようです。しかし、これでは足元を見られまくり、不利な条件ばかりつきつけられてしまう……なんてことにもなりかねません。交渉にあたっては「絶対譲れない内容」「基本、ここまでは条件に織り込みたい内容」「この条件が通ったら大成功」という内容を整理しておき、できれば上位の条件が通るように交渉するようにしましょう。

相手の条件を探ってから作戦を練る

こちらの要望だけ通しても、相手が折れるとは限りません。ですので、先に相手の条件を提示してもらい、こちらの条件も提示した上で「折り合いのつくところを探る」よう作戦を練ってから交渉をすると、うまくいくことが多くなります。

このとき、なぜこういう条件が必要なのか伺うことができれば、別の視点からの提案が可能になったりします。

原因の把握と相手のメリット、そしてこちらの熱意

交渉が決裂しそうなときは、まず交渉を困難としている原因を把握することが必要です。その上で、原因を直接解決できそうな条件を提示できない場合は、相手方に対し別のメリットを提示することで交渉がうまくいくことがあります。

また、一度ダメであっても諦めず、根気よく様々な見方から相手にとってのメリットをプレゼンすることによって、熱意が伝わってうまくいくことがあります。

討論よりも根拠を聞き出す

とにかく「反対反対!」という人がいます。そういう人に対し議論をしても時間の無駄になります。それよりは、なぜ反対なのか、その意見の根拠を根気よく聞き出すようにしましょう。根拠によって対処方法が変わってきますし、単にプレゼンが悪くて相手が誤解してるだけということが判明したりします。

いかがでしょうか? 交渉は戦いではありません。相手の気持ちに立ち、どう立ち回ればお互い幸せに歩み寄れるかを探るものなのです。そう考えれば、交渉も気負いせず行えるようになるでしょう。

※この記事は2014年10月15日に公開されたものです

SHARE