お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。
雑学 働き方

仕事に効く“ほめ言霊”【後編】 頼るより頼られたい? 上司&後輩のほめ言葉7選

武田双雲

年齢やキャリアの差がある職場では、信頼関係がなければ自分の意見もなかなか言いづらいものですよね。そこで、ほめることは絶好のコミュニケーション術。「前編」で紹介した5つに続き、さらに仕事で有効な2つの“ほめ言霊”とその意外な効果を、書道家の武田双雲先生にうかがいました!

6.時には甘える勇気「頼れる!」
恋愛と同じで、仕事でも多少は弱みをはかれて相談されたほうがうれしいものだと双雲先生。「もちろん、なんでも甘えるんじゃなくて『ここまでやったんですけど、もしよかったら教えてください』と。それで教えられたときに『さすが、頼れますね!』って言われたら、もっと教えたくなるわけです。いい意味で懐に入っていけますよね。とくに男は、頼るより頼られたいものだから」と話し、がんばりすぎる働く女子にこんなメッセージも。

「バリバリ働くビジネスウーマンって、自立しなきゃって思いますよね? でも、ひとりでやりすぎたり、強すぎる隙のない人間って、コミュニケーションがとりづらいんですよ。僕は全国トップ営業マンなどに会うことが多いけど、ナンバーワンほどゆるい人が多くて、ちょっと頼りないわけ(笑)。でも、いろんな人たちに支えられている。逆に、隙のない人間ほどトップをとれないのは、お客さんも甘えづらいし、助けてあげづらいからです。女子は、かわいらしさを残しておいたほうがいいですよ。女子の武器ですから。全部を強くしなくても、弱いところは弱いでいいと思います」

7.個性を認めて伸ばす「らしいね!」
人の凸凹の個性こそ、認めて伸ばしていきたいという双雲先生。「以前、アートディレクターの佐藤可士和さんと対談させていただいたときに、『双雲くん、最近丸くなってない? きみはアーティストなんだから凸凹じゃないと、ぐちゃぐちゃにしてもらわないと整理できない。尖って、尖って!』って言われたんですよ。それが気持ちよくて、きゅんと惚れそうになりました(笑)」

自ら書道を指導する際も、生徒さんの「らしさ」を認めるスタイルは崩さないそう。「『らしいね』って言葉は、評価チックじゃなくて『あなただからいいよね』っていう個性を認める感じがいいんです。荒いままでも、いいところをほめて伸ばす。僕の教室は凸凹をつくる教室かな」といい、ほめ言霊ならぬ“ほめスタンプ”が多数用意されているのもさすが。「すばらしい!」「あっぱれ!」「はなまる!」など、ほめ言葉のスタンプが用意されています。スタンプを押された生徒さんの笑顔が浮かびますね♪

■ほめることで高め合い、喜びを共有できる

脳内では主語の認識がないため、たとえば人の文句を言っているときは、自分の文句を言っているのと同じなんだとか。「ほめているときも、ほめ言葉の波動だけが伝わるので、結局は自分もくらっているんです。だから、どんどんほめたほうがいいですよ。相手も喜ぶし、自分も喜ぶ二重効果。よく自分の親友の結婚式で、泣いておめでとうって喜んでいるときに近い感じ。親友は式の段取りで幸せに浸る余裕がないから、言った本人がいちばん幸せだったりするんですよね(笑)」

双雲先生のアトリエの玄関には、「高め合いと 喜び交換」という美しい書が、ビジョンとして掲げられていました。ほめ言霊もまさに“お互いを高めて喜びをわかち合える”魔法の言葉かも。著書『いろはにほめ言霊 幸せを呼ぶ47のほめる方法』では、ほかにも仕事で使える個性的なほめ言霊がいっぱい! みなさんも、お気に入りのほめ言霊を実践してみては?

●『いろはにほめ言霊 幸せを呼ぶ47のほめる方法』武田双雲 著(KADOKAWA/メディアファクトリー)

※画像は本文と関係ありません

(水野久美)

お役立ち情報[PR]