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戦国武将の名言 信長「是非に及ばず:しゃーない」秀吉「人と物争うべからず、人に心を許すべからず」

日本全国で戦乱が繰り広げられた戦国時代。その時代を生きた武将たちはさまざまな含蓄ある言葉を残しています。戦国武将の名言を集めてみました。

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●「是非に及ばず」織田信長
⇒「仕方ない」という意味です。本能寺の変の際、こう言ったと伝わっています。誰がこれを聞いて後世に伝えたのでしょうか。

●「人と物争うべからず、人に心を許すべからず」豊臣秀吉
⇒大意は「物を原因に人と争っても仕方がない。他人に心を許すべきではない」です。希代の出世人・豊臣秀吉らしい言葉ですね。

●「人の一生は、重き荷を負うて遠き道をゆくがごとし。急ぐべからず。不自由を常と思へば、不足なし」徳川家康
⇒「人の一生は重い荷物を背負って遠い道を行くようなものである。急いで行こうとするな。不自由なことが当たり前と思えば、不満などは出ないもの」という意。いかにも苦労人・徳川家康という感じです。

●「天下に最も多きは人なり。最も少なきも人なり」黒田官兵衛
⇒大意は「天下は広いが、優秀な人材はなかなかいない」です。自分の才覚で戦国を生き抜いた官兵衛の言葉だけに説得力があります。

●「人には出来不出来はあるものにて候」前田利家
⇒「人はいろいろ。優秀な人もいれば、駄目な人もいる」という意味。加賀百万石の祖となった前田利家なので、多くの人を見てきたのでしょう。

●「朝夕の食事はうまからずともほめて食うべし」伊達政宗
⇒「毎日の食事に文句を言わない。たとえまずくても、褒めて食べるようにするのが良い」という意味。男らしい言葉ですね(笑)。

●「人の死すべき時至らば、潔く身を失いてこそ勇士の本意なるべし」真田幸村
⇒「命を捨てても目的を達成しなければならない、そんな時がやってきたら、潔く身を捨てる。それでこそ勇士というものだ」という意味。勝ち目のない戦いに奮闘した、いかにも真田幸村らしい言葉といえるでしょう。

●「天の時は地の利に如かず。 地の利は人の和に如かず」直江兼続
⇒孟子からの引用ですが、「天が与えてくれる運は、地勢の有利さには及ばない。また、その地勢の有利さも、人の結束には及ばない」という意味です。

●「負けまじき軍に負け、亡ぶまじき家の亡ぶるを、人みな天命と言う。それがしに於いては天命とは思はず、みな仕様の悪しきが故と思うなり」武田信玄
⇒「負けるはずがない敵軍に負け、滅ぶはずがない家が滅ぶことを、天命だと言う者がいる。私はそうは思わない。そのようなことになるのは、配慮が足りず、手配りが悪いからなのだ」という意味。戦に負けぬよう準備を怠らなかった武田信玄にふさわしい言葉といえるでしょう。

いかがでしたか。戦国武将の名言は、その武将の人生、人柄が色濃く反映されたもので、味わい深いですね。あなたは、どんな戦国武将の言葉を知っていますか?

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2014年08月14日に公開されたものです

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