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ショーウインドーで自分の見た目をチェックする人の心理「不安と戦っているしるし」

鏡やショーウインドーを見かける度に、服装や身だしなみチェックを欠かさない友だちや知り合い。あなたの周りにもいませんか?なぜその人たちが一日中自分の姿をチェックしているかというと、実はこんな心理が隠されているからなのです。

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自意識過剰と思われがちな行動だが、実は……!?

何かにつけては鏡をチェックしたり、ショーウインドーに映る自分の姿をチェックしてみたり。こんな女性を見かけると「自意識過剰すぎでは?」なんて思いがちですが、実はこんな女性たちの内面にはある「不安」があるようなのです。

自分が周囲からどのように評価されているのか、他の人は自分のことをどう思っているのか。他人の期待にそった格好をしているか。世の中の流行から乗り遅れた格好をしていないか……などなど。ショーウインドーをじっと見つめる人は、そんな視点から自分をじっと見つめている人が多数。

決して自分の姿形にうっとりしている人ばかりではないのです。(中にはそんな人もいるかもしれませんが)。

ショーウインドーをじっと見つめる行動は、自分の心の中からわきおこってくる不安と戦っているしるしでもあります。

公的自己意識と、私的自己意識

自分への関心の持ち方には2種類あると言われています。ひとつが自分の内面に対する関心です。もうひとつは、自分の表面に対する関心です。前者を「私的自己意識」、後者を「公的自己意識」と言います。

自分の内面に関心を持っている人は、理想的な自分を「自分の内面」に求めます。そのため他人から「自分の姿がどう見られているか」をあまり意識しない人が多いようです。身なりにはあまり構わないタイプと言えるでしょう。

一方で自分の表面に関心を持っている人は、理想的な自分を表面に求めるため、「他人から自分の姿が、どう見られているか」を必要以上に気にしてしまうことがあります。身だしなみは整っているか、見られて恥ずかしい部分はないか、いつも外側から見える部分を気にしています。

身なりにも当然気を使うタイプです。

理想の自分を内側に作ろう

ショーウインドーに写っている自分が、もし気になってどうしようもない人がいるなら、それは理想の自分を「自分の表面」に追い求めすぎているタイプといえるでしょう。

もし自分がそうなら、「どんな自分になりたいか」を外側からだけでなく、内側からも考えてみるのが大切。自分の内側に理想の自分がいればショーウインドーに映っている自分が多少いけてなくても、「それは表面だけのこと」と開き直れるようになるかもしれません。

理想の形は人それぞれとはいえ、表面にそれを求めすぎてしまうと、不安ばかりが募ってしまうもの。時には人から見えないところで自分の理想をじっくり追求するようにしてみましょう。

※この記事は2014年07月10日に公開されたものです

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