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半数以上が期待! 「同窓会」の出会いを結婚までつなげるための3カ条

SNSの浸透により近年増えているのが、同窓会の開催。フリーであれば、「異性との出会い」を期待してしまう人も少なくないかと思いますが、本当に同窓会で恋が生まれたり、結婚に至るような相手に出会えたりすることもあるの? さまざまな同窓会の出会いの例を探ってみました。

 同窓会に「恋」を期待する人は多数!

昨年12月に行われた「20・30代独身男女の意識調査」によれば、「同窓会に恋のはじまりを期待するか?」という質問に「期待する」・「やや期待する」と回答した人は、男性71.0%、女性55.5%と、かなりの多数(20・30代の独身男女2,433名対象、マッチアラーム調べ)。理由としては、「昔好きだった人と会えるから」「成長した姿が魅力的に見える」「新鮮な気持ちで相手を見ることができる」「異性と出会う機会がないから」等が挙げられています。すてきな大人に成長した同級生に会ったら、恋心が芽生えてしまうことは大いにありそうですネ。

 過去の思いだけで盛り上がる恋愛は、長続きしにくい?

では実際に、同窓会をきっかけに恋に発展したカップルたちの例をご紹介します。「その日に意気投合して、すぐ交際が始まった」と語るのは、関西出身のAさん。東京で働くメンバーで開催した高校の同窓会にて、当時人気者だった憧れの彼に再会。「スーツ姿にキュンと来た」というAさんは彼に接近、お互いフリーということで、その日のうちに盛り上がり、翌週のデートを約束。トントン拍子に交際に発展します。

ただ結果的に、この恋は4カ月程度でフェードアウト。当時の話、同級生や先生のうわさ話、卒業後にどんな人生をたどってきたか等、ひととおりのことを話し終えた後、「あまり話すことがなくなってしまった」とAさんは語ります。仕事も趣味もまったく違うジャンルで、ふたりにあった共通項は「同級生だった」ということのみ。過去の思いだけで盛り上がってしまう“瞬間沸騰型”の場合、その後の継続が難しいケースもあるようです。

 定期的に会って、仲を深めたカップルは長続き

一方、同窓会をきっかけに結婚にまで至ったカップルも。Sさんカップルは、同窓会での再会から交際まで1年半を費やした“じっくり型”。「学生時代はお互いまったく興味がなかった、ダサかったし(笑)」と語るふたりですが、卒業後10年を記念して開かれた大規模な同窓会にて、ふたりを含めた少人数グループで意気投合、その後も定期的に飲み会を開くようになったそうです。再会直後、彼には恋人がいましたが、しばらくして別れ、Sさんとは仕事の悩みなども明かし合っているうちに共感しあい、お互いに大切な存在になっていったそうです。

続いて、Hさんカップルは“偶然型”。ふたりは同窓会で数分だけ隣り合い、お互いの会社の場所が近いことが判明、「そのうちランチでもしよう」と約束します。その後、会社の同僚なども含めてランチ会が実現、じっくり話してみると趣味や考え方がかなり似ていることがわかったそうです。自然に「もう少し話したいな」と、帰り道や夜の食事も誘いあうように。同窓会での再開後4カ月ほどで、交際が始まったそうです。

 「同窓会の出会い」を結婚にまでつなげるための3カ条

同郷で青春時代を共有している異性とは、「再会後、すぐに心を許しやすい」という大きなアドバンテージがあります。しかし、長く交際していくにあたっては、ただ「昔を懐かしむだけの関係」ではなく、「ここから先、一緒に未来が見える相手」であることが大切。同窓会に結婚にまで至るような出会いを期待するのであれば、以下のようなことを心がけると良さそうです。

1) 同窓会はあくまでひとつの「きっかけ」と捉え、関係を急ぎすぎない
2) 「今の暮らし」を共有できる相手かどうか、見極める
3) 「過去の憧れ」や「当時思っていたこと」にとらわれすぎず、大人になったお互いのことを、あらためてよく知りあう

懐かしい思いや新たな期待を込めて、たくさんの異性と知り合える機会である「同窓会」。皆さんは、同窓会での出会いが恋に発展した経験がありますか?

(文/外山ゆひら)

※この記事は2014年07月03日に公開されたものです

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