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キーンと歯がシミるランキング第1位は、かき氷!ただ、知覚過敏でも治さない「70%」

冷たいもの/ブラッシングなどの刺激によって。“歯がキンとしみて痛い”と感じたことはありますか?

英国系製薬企業グラクソ・スミスクラインは、20?60歳代の男女2,000人を対象に「知覚過敏に関する意識と実態の調査」を実施した。また、ムシ歯もないのに“歯がキンとシミて痛い”と感じたら、それが“知覚過敏”であることを自覚し、その対策への意識を持ってもらおうと、7月25日を「知覚過敏の日」に制定した。

【歯磨き意識が高い国はサッカー強豪国ー調査結果】

「知覚過敏を知っている」と答えた人は83.1%で、「知覚過敏の症状までも知っている」人は88.6%だった。20代?60代の各世代別、男女別に関係なく、70.1%の人が知覚過敏の症状である「“歯がキンとシミて痛い”と感じた経験がある」と答えている。

何を食べた時に、痛みを感じるかを具体的に聞いてみると、、91.4%の人が「冷たいものを飲食したときに痛みを感じる」と答え、上位はかき氷(66.3%)、アイスキャンディーやシャーベット(58.8%)、アイスクリーム(40.7%)となった。

具体的に何を食べた(飲んだ)ときに痛みますか?(複数回答)

痛みについて、どの程度の痛みだったかを聞いてみると、68.6%が「“歯がキンとシミる痛み”を不快に感じる」と答えているが、痛みを感じた時にどのような行動をするかを聞くと、「痛みを感じない側で飲食する(43.4%)」、「痛みを感じるものを飲食しない(23.0%)」、「冷たいものを温めるなど、工夫して飲食する(18.9%)」など、約70%の人が一時的に痛みをしのいでおり、知覚過敏を治すと答えた人は約30%にとどまる結果になった。

歯が傷んだとき、どの程度の痛みだったか?

痛みを感じるようになってから、どんな行動をとりましたか?(複数回答)

岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 吉山昌宏教授によると、「知覚過敏」をそのままにしておくと、むし歯や歯周病など歯の重大な疾患を引き起こし、歯の神経(歯髄)を取ったり、場合によっては抜歯など大事になる恐れもあるという。

また、知覚過敏にならないためには、やわらかい歯ブラシを使用したり、研磨剤の少ない歯みがき剤を使用するなど、エナメル質を傷つけないようにすることが大切だそうだ。また、食後すぐの歯磨きではなく、食後1時間後に歯を磨くと良いそうだ。

※この記事は2014年07月02日に公開されたものです

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