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間違ったイメージを持たれている人に効果的な心理テク「クレショフ効果」

人にはそれぞれイメージというものがあります。周囲から良いイメージを持ってもらえれば、得なこともたくさんありますよね。しかし時には、誤解されたまま間違ったイメージが浸透してしまうことも……! もしも自分のイメージを変えたい!と思ったら、こんな手法を使ってみては?

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クレショフ効果とは?

イメージは、人の心の中に存在するものです。もしも誰かがすでに、あなたに対して「怖そう」というイメージを抱いているとしたら……それを覆すことは、なんだか難しそうですよね。しかしちょっとしたテクニックを実践するだけで、簡単に自分のイメージを変えることができるのです。

こんなときに使いたいのが「クレショフ効果」です。これは、ある映像が編集されることにより、その前後の映像の意味にも影響を与えるという効果で、心理学者のレフ・クレショフによって提唱されました。クレショフは無表情の男性の写真と共に、『スープ』『棺の遺体』『横たわる女性』の3つの異なる写真を用意しました。

すると被験者は、男性の写真はすべて同じにも関わらず、違った印象を持つことが分かりました。最初に見せられた3種類の写真の情報に左右され、男性の写真が持つ意味まで変わってしまうのです。

イメージを変えるには……

イメージを変えたいときには、ぜひこのクレショフ効果を実践しましょう。具体的には、相手と会う前に「感じの良い写真」を見せるのがオススメです。和やかなイメージを持ってもらいたいときには、子どもやペットと一緒に写っている写真を活用するのが良いでしょう。

取引先やお客さんに対して活用したいときには、暑中見舞いや年賀状、ダイレクトメールなどを利用しましょう。

持ち物から変えてみる!

感じの良い写真を持ち歩き、見せ続けるのは難しい……という方にオススメなのが、自分の持ち物を利用する方法です。その人が身に付けているアイテムは、その人の個性を演出しています。持ち物から「この人はきっと○○なのでは」と推定する人は、意外と多いものです。

仕事が出来るイメージを持ってもらいたいならば、普段使いのペンやかばん、靴などにこだわってみてはいかがでしょうか。多少コストがかかっても、良いものは良いもの。きちんと手入れされた高級品を身に付けることで、イメージアップできますよ。

あまり知られていませんが、自分のイメージは、ある程度コントロール可能なのです。こんなテクは「知らなきゃ損!」ですよね。ぜひ明日から「もっと好かれる自分」を目指してみてはいかがでしょうか。

※この記事は2014年06月26日に公開されたものです

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