【お悩みガールズ白書】「苦手な上司」、どう付き合うのが正解？
TBSラジオにて放送中のラジオ番組『ジェーン・スー 相談は踊る』。未婚のプロであるジェーン・スーが、恋バナから人生相談まで、さまざまなお悩みをスパッと解消！
作詞家、コラムニストのジェーン・スーがパーソナリティを務める週末お悩み解消系ラジオ「相談は踊る」（TBSラジオ）。同番組ではマイナビウーマンとのコラボ企画「お悩みガールズ白書」も実施中。今回は、2014年5月3日（土）に放送された「お悩みガールズ白書」の内容をご紹介。ゲストは日曜日お昼の情報番組『アッコにおまかせ！』進行担当でもおなじみ、TBSアナウンサー・安東弘樹さん。2人が思わず熱くなったお悩みの内容とは？
◆今回のお悩み
職場の上司がどうしても好きになれません。面倒な仕事は私に押し付けて、自分はサボッてばかり。どうしたらいいでしょうか？（27歳／東京都／アパレル・繊維）
このお悩みに関して、マイナビウーマン読者に事前にこんな質問をしてみました。
Q.あなたは、苦手な上司がいますか？
いる……47.1％
いない……52.9％
※マイナビウーマンにて2014年4月にWebアンケート。有効回答数225件（22歳～34歳の働く女性）。
アンケートでは、「いない」のほうがわずかに上回る結果に！ これを見たジェーン・スーの回答は果たして？
ジェーン・スー（写真左）とゲストの安東弘樹（写真右）
◆ジェーン・スーが苦手な上司の特徴3つ
ジェーン・スー（以下：ジェーン）：この結果、「本当かよ！」って感じです。
安東弘樹（以下：安東）：意外に「いる」って答えた人は少ないですよ。
ジェーン：7割方「いる」と答えるかと思っていましたが、ちがうんですね～。
安東：ジェーンさんはどうですか？ サラリーマンのとき、いました？
ジェーン：いましたよ！ もちろん。苦手な上司というか、先輩もそうですけど、「手柄横どり」系、「責任とらない」系および、「気分屋さん」系はね……。
安東：あー。いるいる。
◆部下と上司の関係って一筋縄ではうまくいかない
ジェーン：いただいている具体的な（苦手な上司にまつわる）回答例の多くは、「グイグイくるのが嫌だ」とか、「頭ごなしなのが嫌だ」とか、想像の範囲内なんですけど、すごいひとつ新しいなと思って気になったのが、24歳・新潟県の方の回答。
「私がミスをしてもまったく、怒ったり助言したりせず、私の知らないところで問題を解決している上司。随分あとになって自分がとんでもないことをしたのだと別の人から知らされるので、いつ自分がどんな間ちがいをしているのかわからなくて怖い」。
安東：これは、見方を変えればいい上司なのに……。難しいですね～。
ジェーン：これ、相当難しいですよね。
安東：難しい！
ジェーン：だって、この上司はたぶん、怒ったりするよりも、「俺がカバーすればいいから」と思ってるんだけれど、この女性は「あー、私と信頼関係ないんだな」って捉えちゃったんでしょうね。
安東：一筋縄でいかないですね。上司と部下ってね。
ジェーン：安東さんは上司の立場だと思いますけれど、そういう“上司研修”みたいなのはないんですか？
安東：あります。（役職研修で）最近の若いもんは中身がないみたいなこと言われるんですけど、僕、その研修のときに手を挙げて、「すいません、僕、部下に腹が立ったことはないんですけど、腹が立つ上司に対してはどうすればいいんでしょうか？」って言ったことがあって。
ジェーン：（笑）！
安東：なぜかその場は爆笑になりましたが、いまだにそう思ってます。部下に腹が立ったことは1回もないんです！
ジェーン：1回もないんですか!? なんでですか？ それ。たとえば部下がすごい失敗したらどうします？
安東：アナウンサーって、利害関係があんまりないじゃないですか。たとえば一緒に司会をやって、相手の人が失敗しても別に悪いことをしているわけじゃないから、何にも腹が立たないんです。
