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迷っている人にアドバイスしてはいけない理由「迷っている人には、まず話を聞いて問題を一緒に整理してあげる」

迷っているから相談に乗ってほしいと言われ、相談に乗り、アドバイスもしてあげたのに、途中で「わかってない」なんて言われて、怒られてしまうことってないでしょうか。親切心で怒られる位なら、迷っている人にはアドバイスしない方がいいの?

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迷っている人の悩み相談に乗るときに、気を付けておいたほうがいいポイントをまとめてみました。

迷っている人は、複数の原因からくる問題に悩んでいる

迷っている人に対してうかつにアドバイスしてしまうと、「そんなに簡単な問題じゃない!」「そういうことを言っているんじゃないんだ!」「なんでわかってくれないんだ!」なんて反発されてしまうことがあります。せっかく善意の気持ちでアドバイスしているのに、なぜそれを受け入れてもらえず反発されてしまうのでしょうか?

これは迷っている人が、ひとつの問題に対して対処法がわからなくて困っているのではなく、原因が複数あり、それにどう対処するのがベストなのかを迷っているからです。

迷っている人から悩み相談をされる場合、相談を受ける側が思いつくのは、多くが「ひとつの原因」とそれについての「対処法」です。しかし相手はその問題に対して、もっと複雑な原因がからんでいると感じており、対処法が複数あると思っています。

そのため「そんなに簡単な問題じゃない!」「そういうことを言っているんじゃないんだ!」「なんでわかってくれないんだ!」とせっかく相談に乗ってくれた人に対して、反発してしまうのです。

迷っている人には、まず話を聞いて問題を一緒に整理してあげるのがベスト

聞いている側はシンプルに思える問題でも、相手にとっては複雑な問題です。そのため、まずはその問題にどんな複雑な原因がからんでいるのかを、しっかり聞き出してあげるのがベストです。

複雑にこんがらがった問題を整理してあげ、客観的な目線でその問題を眺められるように、一緒に整理してあげるのです。この作業は、第三者だからこそできる作業。きっと相談に乗ってくれたことに感謝されるはずです。

迷っている人にアドバイスするなら、簡単にできそうなことから

もしどうしても迷っている人に何かアドバイスを送りたいなら、一緒に問題を整理してあげた後に、その上で一番簡単でできそうなことから、具体的にアドバイスしてあげましょう。そして「ひとつずつできることから解決していけば、きっとその問題を解決できる」と、最後にその背中を押してあげます。

自分の問題は自分で解決して片づけるしかありません。第三者にできるのは、こんがらがった問題の糸口を見つけてあげるところまで。糸口を見つけてあげたら、あとは肩を押してあげ、その人が問題を解決するまで温かく見守ってあげましょう。

※この記事は2014年06月14日に公開されたものです

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