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日本人男子の脚の長さって今どうなってる?「2013年男子平均78.7cm。身長171cmの場合」

男性の皆さんは、自分の脚の長さって気になりませんか? 日本人は基本的に胴よりも脚が短い体格ですが、それでも少しでもいいので脚は長くあってほしいものです。では、今の日本人男子の脚の長さはどうなっているのでしょうか? 調べてみました。

身長が伸びた分だけ脚も長くなっている?

「日本人の脚の長さの平均」というデータはありませんが、平均身長から平均座高を引くことで、ある程度の脚の長さが分かります。ということで、まずは日本人の平均身長を調べてみました。昔より今の方が日本人の平均身長は高くなっているといわれていますが、どうなのでしょうか?

文部科学省の学校保健統計調査から、17歳の男子の平均身長の推移を調べてみました。

1900年(明治33年)……157.9センチ
1920年(大正9年)……160.0センチ
1927年(昭和2年)……160.7センチ
1950年(昭和25年)……161.8センチ
1960年(昭和35年)……165.0センチ
1970年(昭和45年)……167.8センチ
1980年(昭和55年)……169.7センチ
1990年(平成2年)……170.4センチ
2000年(平成12年)……170.8センチ
2010年(平成22年)……170.7センチ
2013年(平成25年)……170.7センチ

記録に残っているもので一番古いのが1900年(明治33年)のデータ。この時代の平均身長は157.9センチでした。大正になるまで平均身長はずっと150センチ台だったようです。1916年(大正5年)に160センチ前半に入り、1960年(昭和35年)に初めて165センチになります。

170センチ台に入ったのは1982年(昭和57年)で、この年の平均身長は170.1センチでした。ここ数年は、ほぼ170.7センチのままのようです。

次は平均座高です。同じく文部科学省の学校保健統計調査を調べてみました。

1950年(昭和25年)……87.7センチ
1960年(昭和35年)……89.8センチ
1970年(昭和45年)……90.2センチ
1980年(昭和55年)……90.6センチ
1990年(平成2年)……91.0センチ
2000年(平成12年)……91.3センチ
2010年(平成22年)……91.9センチ
2013年(平成25年)……92.0センチ
※明治33年、大正9年、昭和2年はデータなし

先ほどの平均身長と同じ年のデータを調べたところ、座高も身長と比例して高くなっています。ただ、身長の伸び率よりもこちらは緩やか。やはり昔と比べると脚の長さも「長く」なっているのでしょうか?

というわけで、平均身長から平均座高を引いたところ、このような数字になりました。

1950年(昭和25年)……74.1センチ
1960年(昭和35年)……75.2センチ
1970年(昭和45年)……77.6センチ
1980年(昭和55年)……79.1センチ
1990年(平成2年)……79.4センチ
2000年(平成12年)……79.5センチ
2010年(平成22年)……78.8センチ
2013年(平成25年)……78.7センチ

正確な脚の長さではありませんが、現在の日本人男子の脚の長さはだいたい78.7センチということになります。身長に対して、約46%がだいたいの脚の長さと考えるといいかもしれません。

ちなみに、この78.7センチという数字、芸能人が公表している股下と比べてみると、女優の藤原紀香さんが身長171センチで股下88センチ、モデルの山田優さんが身長169センチで股下83センチだそうです。男性芸能人は残念ながら股下数字は見当たらず……残念。

まとめ

男性の皆さんは、自分の身長と座高からだいたいの脚の長さを調べてみて、現在の平均と比べてみてはどうですか? 短いとガッカリですけどね(笑)。

(貫井康徳@dcp)

※この記事は2014年06月13日に公開されたものです

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