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炭水化物の鬼!我孫子市「RIVER SIDE」ピラフとナポリタンのデカ盛りコンボは、並盛りなのに1.2kg、大盛り3.7kg

ウッディなインテリアの店内

のどかな田園風景の広がる、千葉県我孫子市の布佐。道を歩けば木々や草花の青々とした香りが心地いい。しかしここに、そんなおだやかな気分も吹き飛ばすようなデカ盛りグルメがある。既にテレビなどでも紹介されている「RIVER SIDE」という店だ。

【「スパゲッティーのパンチョ」~2.3kg「星人」サイズのナポリタンに、宇宙のスケールを感じた!】

一度、食べてみたいと思い、今回やっと訪れることができた。

ほとんどのメニューが約1.2kgのビッグサイズ

ログハウス風のウッディな建物。こぢんまりとした店内には、クールスやエルビスプレスリーなど、日米のロックのスターたちの写真がずらり。流れる音楽もオールディーズで、なんでもご主人の趣味なのだとか。

「このサウンドが懐かしいって、年配のお客さんに喜ばれているんですよ」とご主人。確かに壁に貼ってあるロックのスターたちのポスターも、流れるサウンドもカッコよく、若い世代でも思わずファンになってしまいそう。

ロックなポスターがいっぱい!

お目当てのデカ盛りを注文しようと思ったのだが、はてと困った。なんでもご主人によると、ほとんどのメニューがデカ盛りだそうで、どれをオーダーしていいのか迷ってしまったのだ。

「いちごちゃんスペシャル(ドライカレー&焼きそば)」(850円)、「印西町役場スペシャル(ドライカレー&ポークジンジャー)」(850円)など、ユニークなメニューが並ぶ中、ナポリタンとピラフのコンビ「デビちゃんスペシャル」(850円)に惹かれてオーダーした。

聞けばこちらのほとんどのメニューは並盛の状態で約1.2kg! さらにその上の中盛り約2.5kg、大盛り約3.7kgがあるのだとか。

「もともとはこんなにすごくなかったんですけどね。近くの川の護岸工事が始まって、作業する人たちが食べにくるようになって、『これじゃ足りないよ』みたいなことになりまして。それでだんだんと盛りが多くなっていったんですよ」とご主人。

当時、そんな大盛りメニューが欲しいという要望に応えて作ったのが、「葵さんスペシャル(イタリアン&ポークジンジャー)」で、パスタとポークジンジャーにプラスしてライスも付いてくるというもの。今でもお店の人気メニューなのだ。

ナポリタンがピラフのソースがわりに

これが人気のデビちゃんスペシャル

そうこうするうちに、デビちゃんスペシャルが運ばれてきた。一瞬、攻略法に悩むが、ピラフはパラっと、パスタもほどよい茹で加減なので食べやすい。量の割には、山を崩さずにすいすい食べられる。

ピラフもパラっとしておいしそう

ピラフは最初のうちはあっさりと感じるが、玉ねぎや玉子の芳ばしさと塩がポイントとして効いていて、実はしっかりと味がついている。さらにナポリタンと一緒に食べると、トマトケチャップの味があわさってとてもうまい。

そのナポリタンは、懐かしい喫茶店の味。トマトの風味と酸味が効いたケチャップがいい感じなのだ。そのまま食べてもおいしいが、途中でチーズやタバスコをかければ、またぐいぐいといける。

ナポリタンとピラフの山に隠れていたが、実はサラダも付いていて、ナポリタン、ピラフ、サラダを順番に食べると、味に変化があって飽きない。まさに最強のトリオなのだ。

ちょっと懐かしい喫茶店の味がたまりません

「女性でもあっさりとたいらげていきますよ」(ご主人)というのも納得させられる。とはいえ、筆者は1/4ほど残したところでギブアップ! 「無理しないでね」というやさしいご主人ご夫妻に見送られ、なんとも居心地のよかった店を後にしたのだった。

残してしまったのは申し訳なかったけれど、2人前程度は十分に食べたし、ご主人の音楽談義はとても楽しかった。お腹と気持ちは大満足でした。

≪RIVER SIDE≫
住所 千葉県我孫子市布佐3804-2
定休日 毎月7日、17日、27日(変更の場合あり)
営業時間 10:00~21:00
アクセス JR布佐駅から徒歩約15分
http://riverside.okoshi-yasu.com/top.html

(OFFICE-SANGA 平野凛)

※この記事は2014年05月25日に公開されたものです

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