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「長生きそのものに価値がある」と思う70歳超の女性は30%程度-老いの工学研究所調べ

「健康面で弱者である」「経済的な弱者である」「能力面で弱者である」(n=851)

特定非営利活動法人「老いの工学研究所」は、高齢者のありようや役割に関する調査を実施、結果を公表した。郵送・インターネットによる調査で、対象は20歳~87歳の男女851名(男性424名/女性427名)。調査期間は2014年1月8日~3月7日。

【80歳以上の高齢者と上手く接する方法】

高齢者は健康面で弱者かという質問をすると、「そうだ」「ややそうだ」と回答した人の割合は、全ての世代で8割を超えたが、「経済的な弱者である」「能力面で弱者である」と答えた人は、70歳代で半数程度、80歳代でも6割程度にとどまった。また、60歳代から80歳代の合計では、「経済的な弱者である」「能力面で弱者である」が52%となった。

「健康面で弱者である」「経済的な弱者である」「能力面で弱者である」(60~80歳代)

「知恵や知識、技術を伝える責任がある」「規範やマナーの体現者であるべきだ」「日本の伝統や慣習を伝える責任がある」「若い世代と、積極的に交流すべきだ」という回答には、世代間による違いがあまり見られなかった。

「知恵や知識、技術を伝える責任がある」「規範やマナーの体現者であるべきだ」「日本の伝統や慣習を伝える責任がある」「若い世代と、積極的に交流すべきだ」(n=851)

新しい機器になじみ使いこなすべきだと答えた人は、20歳代では約3割、30歳代以降でもすべての世代で半数程度となった。また、アンチエイジングに励むべきだと考える人は、年代があがるにつれて割合は増えるが、30歳・40歳代は半数程度、60歳代を超えても6割程度にとどまった。

「新しい機器になじみ、使いこなすべきだ」「アンチエイジングに励むべきだ」(n=851)

4つの質問項目と前問を合わせたグラフ

20代~50代の6~7割が、高齢者に対して「もっと消費や投資を行うべきだ」と回答。また、「公的制度で、高齢者を優遇しすぎだ」「(高齢者の)政治に対する発言力が大きすぎる」とした割合は、若い世代ほど多くなっている。

「もっと消費や投資を行うべきだ」「「公的制度で、高齢者を優遇しすぎだ」「政治に対する発言力が大きすぎる」(n=851)

「生涯現役でいるべきだ」と考える人は、40歳代では65%だが、50歳代以降は50%台で推移した。また、「後進に道を譲るべき」「悠々自適でいるべき」も世代によらず一定の割合があった。

「生涯現役でいるべきだ」「後進に道を譲るべきだ」「悠々自適でいるべきだ」(n=851)

高齢者は健康面で弱者かという質問に対する回答と、「経済的に弱者だ」「能力的に弱者だ」という回答との関係を見ると、下のグラフのようになった。

「健康面で弱者か」という質問に対する回答と、「経済的に弱者だ」「能力的に弱者だ」という回答との関係(n=851)

また、長寿はめでたいことか、長生きそのものに価値があるか、という質問に対し、肯定した人の割合は、60歳を超えると急に低下する。また、「長寿はめでたい」に比べ「長生きそのものに価値がある」の割合が、全年代で62%以下となっている。

「長寿はめでたいことである」「長生きそのものに価値がある」

男女・年齢別では、20歳代を除くすべての年代で女性の方が低い割合に。70歳超では、「長寿はめでたい」と思う女性は半数を下回り、「長生きそのものに価値がある」と考える人は30%程度にとどまった。

「長寿はめでたいことである」「長生きそのものに価値がある」(男女別)

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