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2000円で大満足!渋谷駅徒歩2分の立ち飲み屋「富士屋本店」―「まぐろ中落ち」350円は売り切れ御免の人気メニュー

200円でこのボリュームのハムカツと鮮度よく人気のまぐろ中落ち

キャッシュ・オン・デリバリーでタネ銭が尽きればお開き。先輩・上司と飲みに来ても、品物と引き替えの清算だからおごったのおごられたの気づかいも無用。そんな、いさぎよい飲み方ができる立ち飲み屋は、不況の続くいまでこそ若者にも根づいた飲み文化となっている。

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センター街や公園通りなど、若者イメージの強い渋谷の南口より徒歩2分。俗に裏渋谷とよばれる一角で半世紀近くも営業する老舗立ち飲み居酒屋が、この店「富士屋本店」だ。

間口の狭い入り口を地下に降りると、中央には厨房をぐるりと取り巻くカウンターがあり、外周の壁際にもカウンターが設けてあるので外観からは想像できない収容人数を誇る。
開店と同時に常連客で徐々にカウンターが埋まりだし、18時を過ぎれば8分の入り。19時台になれば壁際のカウンターにも客が付き始め、日によっては100名近くの飲み助で熱気もムンムンの状態に。

●コストパフォーマンスの高い、人気メニューからお店自慢の名物が揃う

酒のアテの惣菜は流行りや小洒落た感には無縁だが、どれも格安で懐かしさを感じさせる味わい深いものばかり。刺身、サラダ、焼き物、フライなどの定番モノから、季節ごとの日替わりメニューまで、ざっと50種類前後がそろう。

「もろきゅう」「生ちくわ」などが150円、揚げ立てで身もホクホクした「あなご天」が400円という具合で、どの品もボリュームは申し分ない。写真の「まぐろ中落ち」350円は早い時間に売り切れ御免の人気メニュー。

立ち飲みの定番というべき「ハムカツ」も200円ながら3枚付けと満足度が高い。注文ごとに揚げ立ての天ぷらやフライもこの店の名物だ。

早い時間のひとり飲みなら酒1本につまみ2品で1000円でお釣りがくることも。数人のグループでシェアし合えば2000円で大満足できる。流行りには無縁だがオヤジから若者客まで、酒を飲むということの基本を存分に楽しませてくれるパラダイスがある空間だ。

地ダコ刺身350円、新竹の子煮350円と日替わりメニューもお得。

【店舗データ】
店名:立ち飲み 富士屋本店
所在地:渋谷区桜丘町2-3 B1
営業時間:17:00~21:30(揚げ物21:00ラストオーダー)
土曜/17:00~20:30(揚げ物20:00ラストオーダー)
定休日:日・祝、第4土曜
【その他メニュー】
・なすみそ炒め250円
・ハムキャベツ300円
・はんぺんチーズ揚げ300円
・ビール大瓶450円、日本酒280円ほか

※この記事は2014年05月03日に公開されたものです

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