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創業46年、手打ちうどんの隠れた名店「かるかや」―一番人気のつけ汁で食べる「釜揚げうどん」がたまらない!

冷たいつけ汁に温・冷いずれかのうどんをつけていただく「釜揚げうどん」410円は四季を通じて人気が高い。

小麦粉と水、そして塩のみというシンプルきわまりない素材の集合体だけに、その製法なり作り手の熱意が出来上がりを左右するといってもいいのが、うどんという食品ではないだろうか。

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西武池袋本店で昭和43年から店を構えているというから、その歴史は半世紀に近い。うどん一筋に打ち込んできた知る人ぞ知る老舗が「かるかや」だ。創業以来、すべて手づくりのうどんづくりにこだわっており、うどん粉を練った後はたらいの中で踏むという昔ながらの製法だ。

一度ふんだうどん生地は、何度か方向を変えて折りたたみ、再度踏んで仕上げに入る。この間の工程にざっと5時間かけるというから並大抵のものではないと感じてしまうが、2代目の店主である金子多聞さんは「うどんづくりには特別な技量が必要なわけではありません。

基本に忠実に取り組むだけ」と淡々と語る。

●手打ちの風合いが生きた本物のうどんを格安で
仕上がったうどん生地は地下一階の西武食品館・おかず市場の直売店に持ち込まれ、麺棒でのされて包丁で手切りする。こうして、できあがったうどんは太さに乱れのある手打ちらしい風合いのもの。つややかで、しなやかなのど越しを楽しめながら強いコシも感じられる、小麦の味わいも豊かな逸品だ。

そんな、素朴できまじめなうどんを立ち食い価格で手軽に食べられるのが、屋上のスナック売店。スタンド店だが周囲にはテーブル席が豊富にあるので落ち着いて食べることができる。煮干しと昆布のみでとったダシを関西風に仕上げたつゆも、素材本来のうまさが引き立つうどんによくマッチしている。

天気のいいお昼どきは周辺のビジネスマンを中心に行列ができるほど混み合うが、生卵と揚げ玉入りの冷たいつゆに温・冷いずれかのうどんをつけて食べる「釜揚げうどん」410円が一番人気。花がつお、油あげ、かまぼこをトッピングした「かるかやうどん」460円も季節を通してよく注文されている。

「かるかやうどん」460円

【店舗データ】
店名:手打ちうどん かるかや
所在地:東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 本館9F屋上
営業時間:【10/1~5/31】10:00~18:00(ラストオーダー17:30)
【6/1~9/30】10:00~18:30(ラストオーダー18:00)
定休日:不定休(西武池袋本店の店休日に準ずるほか荒天時も休業)
HP:http://www.sanuki-karukaya.jp/

【その他メニュー名 価格】
1 もりうどん360円
2 きつねうどん360円
3 おろしうどん410円

※この記事は2014年05月02日に公開されたものです

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