アメリカに実在する変わった法律「銀行員を水鉄砲で撃つの禁止」「他人のハンバーガーを一口かじるの禁止」
ネットでは、「そんなことする人いるの?」と笑ってしまうような、アメリカ商品のユニークな注意書きがたびたび話題になりますが、法律にも「?」と思わせるものがたくさんあります。日本ではよくある光景でも、アメリカではそれが通じないことも! くれぐれも気をつけてくださいね。
銀行を襲撃し、行員を水鉄砲で撃つのは違法である(ルイジアナ州)
まず、銀行を襲撃した時点でダメだと思うのですが……。銃社会のアメリカでは、銃のようなものを人に向けただけで反対に発砲されてしまうこともあるようですが、水鉄砲まで禁止されているのでしょうか。でも、銀行強盗の武器としてわざわざ水鉄砲をチョイスする犯人、ちょっと間が抜けてますよね。
裕福な両親を持っているふりをしてはいけない(ワシントン州)
ウソをつくという意味では罪かもしれませんが、そこまで取り締まらなくてもと思わせる法律ですね。ただ、両親が裕福だと言いふらしたために誘拐などの被害にあってしまうことも考えられるので、ある意味では親切な法律ともいえるかもしれません。
女性がサンタクロースに扮装してはならない(ミネソタ州)
日本では、クリスマスにサンタコスプレをしてパーティに出掛ける女性も多くいますが、ミネソタ州では違法。クリスマスの楽しみが減ってしまいそうな気もしますが、クリスマスを家族で過ごす習慣のあるアメリカではサンタ役はお父さんに任せておけということなのでしょうか……。
他の人のハンバーガーを一口かじるのは禁止(オクラホマ州)
これは、ついついやってしまいそうですね。オクラホマ州に旅行したときには、いくらおいしそうなハンバーガーを食べている人がいても「一口ちょうだい」は止めておいた方が無難かも。どうせもらうなら、全部いただいちゃう!?
ファッションセンスの悪い男性の外出を禁じる(ニューヨーク州)
服を着ていてもセンスが悪いと外出禁止! しかも男性限定です。自由なイメージのあるアメリカではいろいろなファッションの人がいますが、外出を禁じられるほどセンスが悪いと判断されたら……。禁止されなくても引きこもっちゃいそうですね。
実際に適用されたことがあるのかどうか疑わしいものもありますが、法律は法律。アメリカでは州ごとに制定された州法がたくさん存在します。旅行などに出掛けるときは事前のリサーチをお忘れなく!
(ファナティック)
※この記事は2014年04月21日に公開されたものです