メンツ、テンパる、安全パイ……もはや日常の一部となったマージャン用語・7選
雀荘(じゃんそう)に足を踏み入れるには勇気がいるし、難しそう……。とはいえ、マージャンをしたことがない人でも、マージャンから派生した言葉は意外と日常で使っているかも!? あなたはいくつ知っていましたか?
「チョンボ」
役がそろってない牌(ぱい)の状態で間違ってあがってしまうこと。そこから転じてミスをする、失敗するという意味で一般にも使われるようになりましたが、実際に口にするのはおじさん世代だけ? ちなみに、マージャンではチョンボをすると罰金を払わなくてはならないルールがあります。
「テンパる」
上がりに必要な牌(ぱい)が残り一枚になった状態、聴牌(てんぱい)すること。もうすぐ上がれるといううれしさと牌(ぱい)を捨てるかどうかの選択に迫られたドキドキのシチュエーションから転じて、緊張してパニックになる様子を表す言葉として使われ始めました。
「レンチャン」
一人が複数の局で連続して親を担当すること。中国語では「連荘」と書きますが「荘」という字がマージャンの親を表しています。「飲み会のレンチャンで今月はピンチ!」なんて、年齢や性別に関係なく使いますよね。
「安全牌」
捨て牌(ぱい)しても安全な牌(ぱい)のこと。ここから派生して負ける心配のない相手、自分にとって無害な人や収入や将来性が安定した男性を指す言葉として使われるように。「彼は安全パイなの」なんて言ったことありませんか?
「オーラス」
マージャンの最後の一局のこと。和製英語の「All Last(オールラスト)」を略した言葉で最後という意味で使われています。
「リーチ」
聴牌を宣言すること。その宣言によって成立する役のこと。このことから大事な場面の直前であることを指す言葉として使われるようになりました。友達が「婚活にリーチをかける!」と言ったら本気度100%ってことですね。
「メンツ」
マージャンを行うのに必要なメンバーのこと。ここからマージャンに限らず集まりの参加者のことをメンツと呼ぶようになりましたが、どちらかというと男性が使う言葉かもしれません。「合コンのメンツが足りない」などという風に使います。
マージャンをやったことがなくても、マージャン用語を聞いたり、使ったりしたことがある人は多いのでは? マージャンは、認知症の予防になるともいわれるほどの頭脳ゲーム。ゲームなどでも気軽に遊べるので食わず嫌いをせずに試してみても良いかも。
(ファナティック)
※この記事は2014年04月20日に公開されたものです