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新生活にありがち! 職場環境の変化で溜め込みがちなストレスを解消する10のヒント

小高千枝

6.“諦めない”強い心を持つ

つい人との関係に「勝ち」「負け」をつけてしまいがちですが、自分のできることから少しずつ努力をし、自分自身の成長を楽しむ意識を持ってみてください。仕事や人間関係をすぐに完璧にこなせる人はいません。諦めず歩み寄り、真摯に向き合うことで、理解し合えることもあります。諦めと諦めない気持ちのバランスをとるようにしましょう。

7.失敗への抵抗力をつける

失敗に過敏になりすぎてしまい、仕事や人間関係においても前向きになれない人がいます。自分にとって「絶対に大丈夫」と確信が持てないと踏み出すことができないため、せっかくのチャンスを逃してしまっていることも。最初だからこそ、失敗は許されるものです。初めてでわからないからこそ、失敗を学びや成功に変えることができます。怖がらないで、失敗を恐れず踏み出すことが大事です。

8.気持ちの逃げ場「相談相手」を見つける

ひとりで向き合うことにも限界があります。人は心の拠り所「気持ちの逃げ場」があることで一度自分を癒し、リスタートする準備を整えることができます。「お互いに評価をし合わない」、「強い自分も弱い自分も見せられる」、「お互いを尊重し合える」……そんな家族、友だち、同僚など、相談相手を心の片隅においてみると安心できます。

9.仕事以外の共通の話題にアンテナを張る

“類似性の法則”といい、人間は共通点があると親しみを感じるものです。仲間意識やチームワークを高める仕事上のつながりだけでなく、プライベートの話題にも触れてみると、その人の人間性が垣間見え、心の繋がりが深まり、信頼度が高まる傾向があります。ただし、距離感が近くなることへの抵抗感がある人へは無理にその人の領域に入り込まないように注意してください。

10.決めたことを継続する

あなたの中で決めたことを継続して行うことで職場環境になじみ、自分の立ち位置が明確になります。たとえば、“挨拶は大きな声でする”“ランチで職場の人と交流をはかる”“毎朝、机の掃除を必ずする”など、「あなた」だからできることを行い、職場の人に親しみを持ってもらえるよう印象づけをしてみましょう。

新年度を迎えるにあたって、新しい職場での人間関係や仕事への取り組み方についてお伝えしました。慣れない環境における気持ちの不安定さは誰にでも訪れるものです。ただ、新しい環境だからこそ自分自身のよさを活かすチャンスでもあります。楽しく仕事に取り組めるよう自ら働きかけてみてはいかがでしょうか?

(心理カウンセラー・小高千枝)

※この記事は2014年03月31日に公開されたものです

小高千枝

株式会社エクラ・コフレ17
メンタルヘルスケア&マネジメントサロン代表

サロンでの臨床をはじめ、企業顧問として従事。
心理学、メンタルヘルスケア・マネジメントの必要性や大切さを伝える。
明確な心理分析やメンタルトレーニングは多くの女性をはじめ、著名人からの支持もあつい。
日本テレビ「ナカイの窓」などマスコミ出演多数。
主婦と生活社「心理カウンセラーが教える 本当の自分に目覚める体癖論」など著書多数。

小高千枝OFFICIAL BLOG
「メンタルビューティ時間」
http://ameblo.jp/ych202/

メンタルヘルスケア&マネジメントサロン
http://odakachie.com/

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