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9割のインドネシア人が「国外でも常にハラルを意識している」と回答 -エスノグラフ調べ

「飲食店や宿泊施設で食事をするときにハラルを意識しますか?」

インドネシア専門ネットリサーチ「エスノグラフ」を提供する株式会社JQでは、ジャカルタ在住の中間所得家庭の女性100名を対象に、「国内外によるハラル意識の変化」並びに「調味料の利用実態」に関する実態調査を実施した。調査期間は2013年11月27日から12月31日。

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イスラム教徒が人口の88%を占めるインドネシアでは、イスラムの教えで許された?健全な商品や活動?のことを「ハラル(HALAL)」といい、ハラルに沿った独自の食慣習が存在しているという。ハラルの認証を受けた商品などには「ハラルマーク」が付与されているが、飲食店や宿泊施設で食事をするときにハラルを意識するかどうかをたずねたところ、「常に意識する」と回答した人は、「インドネシア国内」では94%、「海外」であっても90%で、国内外に関わらず、ハラルはお店を選ぶ基準に大きく影響していることが分かった。

さらに、ハラルマークがなくても入って良いと思う飲食店や宿泊施設についての質問には、インドネシア国内では「必ずハラルマークが必要」と回答した人が38%と最も多く、以下、「調理法・材料でハラルが守られていることを宣言していればよい」が27%、「豚・アルコールが調理・材料で使われていないことを宣言している」が22%で続いた。一方、同じ質問を「海外で飲食店や宿泊施設を選ぶとき」という前提でしてみると、「必ずハラルマークが必要」と回答した人は19%と半数になった。

「どんな飲食店や宿泊施設であれば、ハラルマークがなくても入って良いと思いますか?」

また「家庭にある調味料ランキング」として、普段使用している調味料をたずねると、1位「風味調味料」(78%)、2位「甘口醤油」(48%)、3位「シーズニング(揚げ物)」(45%)という結果だった。

「普段使用している調味料」

※この記事は2014年03月20日に公開されたものです

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