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子ども主体のおもちゃ選び、基準は好きなキャラクター ─ GfK Japan調べ

購入玩具の選択理由

ジーエフケー・ライフスタイルトラッキング・ジャパン株式会社は、4歳から9歳の長子を持つ母親を対象に、子どものライフスタイルや玩具の購買行動、キャラクター玩具/グッズへの意識、デジタル機器との関わり方などに関するインターネット調査を実施し、結果を発表した。サンプル数は1,200。

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同調査によると、玩具の購入に際しては、「子ども本人」が購入する玩具の最終決定者になっている割合が多く、7割強を占めた。また、母親が玩具購入時に参考にする情報としても、「実際の商品」や「インターネットショッピングサイト」などを上回って「子どもの話」が最も多くあげられており、子ども主体でおもちゃ選びが進められている様子がうかがえた。

子ども本人が購入玩具の最終決定者である場合に、その玩具を選んだ理由について、子ども本人の意見を聞いた結果、半数強の子どもが「好きなキャラクターのおもちゃだから」をあげ、“キャラクター”が玩具を選ぶ重要な基準となっていることがわかった。この傾向は特に低年齢の子どもにおいて顕著であり、4歳児における回答率は約7割に上った。男児では「同じシリーズのおもちゃを集めているから」が多くあげられた一方、女児では「友だちが持っているから」「友だちと一緒に遊びたいから」という回答が多く、性別による違いも見られた。

玩具購入時の購入場所は、「おもちゃ専門店」が30%で最も多く、次いで、「インターネットサイト」、「スーパー」、「家電量販店」と続いた。特に、「家電量販店」については、男児における購入割合が高かった。

これらの回答者に対して、購入店舗以外で訪問した店舗・サイトがあったか聞いたところ、実店舗購入者は6割近くが「購入したお店しか訪れていない」と回答したのに対し、インターネットサイト購入者ではその割合は3割強となった。インターネットサイト購入者は実店舗も含めてさまざまな店舗を訪れており、情報収集のアンテナを広げている様子がうかがえる結果となった。

子どもとデジタル機器(パソコン、タブレット端末、スマートフォン)との関わりについての調査では、デジタル機器に日常的に接している子どもが一定数存在していることが明らかとなった。デジタル機器を所有している家庭に、子どもがそれらをどれくらいの頻度で利用しているかを質問したところ、パソコン、タブレット端末、スマートフォンにおいては、「ほぼ毎日」と回答した家庭が約3割に上り、ゲーム機(据え置き型、ポータブル)を上回った。

利用用途に関しては、パソコンの場合「インターネットサイトを閲覧する」が最も多く、タブレット端末・スマートフォンでは「無料のアプリやソフトでゲームをする」が多くあげられた。

子どものデジタル機器利用頻度

※この記事は2014年03月04日に公開されたものです

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