相手に親近感を持たせる人前で話すテクとは?「フルネームを名乗る」

他人とのコミュニケーションの成否は、いかに相手が自分に親近感を持ってくれるかにかかっています。ただ、その方法論がわからないまま他人を遠ざけてしまっている人も多いようです。そこで、話し相手をひきつける話術のテクを紹介しましょう。
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会話の冒頭部分が肝心
相手に自分の話に興味を持ってもらうには、まず話しはじめの段階が重要です。最初に相手が「えっ?」と驚くような話し方を心がけましょう。映画にたとえると冒頭のアクションといえます。最初に相手の注意を引きつけなければ始まらない、ということを肝に銘じておきましょう。
フルネームを名乗る
お互いが初対面の場合は、会話のきっかけ作りが重要なポイントとなります。この場合は「自己紹介」をうまく活用する方法があります。名字だけでなくフルネームを名乗り、出身地や名前の由来などを紹介することによって、その場の雰囲気を和ませることと、自分をアピールする一石二鳥の効果が期待できるからです。
相手の興味を引く話題を
ビジネスの世界では、交渉相手の担当者の趣味や嗜好(しこう)を事前に調べておくのが有益です。ひいきのスポーツ選手や好きなタレント、趣味の詳細などを知っておけば、それらの話題をさりげなくトークに盛り込むことで、相手との距離がぐんと縮まることは間違いありません。
適度なユーモアが有効
深刻な交渉事では、どうしてもお互いに暗くなりがちです。しかし、そんなときこそ、ユーモアのある話題を欠かさないようにしましょう。ビジネスでは、やむを得ない事情によって相手にマイナスとなる話題をする場合もあります。
その際、うまくユーモアというオブラートに包んで話すことによって、相手の印象はかなり変わってくるものです。ただし、あくまでも適度な範囲にとどめておきましょう。
会話の節目に確認の一言を
会話の節目で、相手の同意を確認しながら進めていくことが大切です。その際には相手の名前を呼びながら話しかけましょう。「~ということになりますが、よろしいでしょうか?○○さん」というさりげない一言を挟むことによって、自然に話題をこちら側のペースにすることができるのです。
※この記事は2014年02月22日に公開されたものです