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1位はスイス、日本はマイナス評価。「移住したい国」ランキング

アメリカの最大手調査会社Gallupは、世界154か国、52万人を対象に他国への移住について調査しました。先進国について、住みつきたい人の数と、出ていきたい人の数を総合したランキングの結果をご紹介します。

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1位 スイス 136%
2位 オーストラリア 136%
3位 ニュージーランド 134%
4位 シンガポール 129%
5位 カナダ 120%
6位 キプロス 91%
7位 ルクセンブルク 86%
8位 スウェーデン 68%
9位 ノルウェー 65%
10位 アイスランド 60%

この調査は、2010年から2012年にかけて、15歳以上の人を対象に、電話または面談で「他国に移住したいか」「移住するならどの国に行きたいか」について回答してもらったもの。ここで言う「移住」は、一時的な生活ではなく、一生を他国で暮らすことを意味しています。

数値は出ていきたい人の割合をマイナスで、住み着きたい人の割合をプラスで表したものから算出。例えばスイスの場合、スイスの人口(被験者数)に対し、136%の人が「住み着きたい」と考えているということ。スイスの人口は約787万人ですから、仮に希望者全員の移住が実現すれば、人口は1857万人に膨れ上がってしまうというわけ。

Gallupによると、前回の調査は2007年から2009年に行われ、当時に比べると移民を希望する人の数自体は減っているのだそう。それでも、世界の13%の人は他国に移住したいと考えているようです。

前回の調査と比較すると、順位の入れ替えはあるものの、5位までの顔ぶれは同じ。経済状況の変化から、南ヨーロッパの人気は低下、北欧の人気が上昇しています。

ちなみに日本は前回の1%から-10%と大幅ダウン。「日本に移民したい」と思う人よりも、「日本から出ていきたい」と感じている人が多い事実が明らかになってしまいました。残念な気もしますが、地震の影響が大きいのかもしれませんね。

ふるさとにはふるさとの、外国には外国の良さがあります。あなたは移住、してみたいですか?

参考:Potential Net Migration Index Declines in Many Countries
http://www.gallup.com/poll/166796/potential-net-migration-index-declines-countries.aspx

※この記事は2014年02月03日に公開されたものです

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