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働く女性の22%が「501円~1,000円渡す」―親戚の子にはお年玉をあげるべき?

お正月は両親に顔を見せるために帰省する人も多いのでは? そこで持ち上がるのが、「親戚の子にお年玉をあげるべきなのか!?」という問題。年末から続く出費のことを考えるとなるべく金額は抑えたいけれど、あげないのもマズいような……。そこで今回は、働く女性が未就学児の親戚にあげるお年玉の金額を調査。そこから、すでにお年玉をあげている人たちの意外な心理が見えてきました!

Q.未就学児の親戚にあげるお年玉の金額は?

1位 501円~1,000円…22.0%
2位 0円(あげない)…20.6%
3位 1,001円~2,000円…19.6%
4位 2,001円~3,000円…16.1%
5位 1円~500円…12.1%

1位「501円~1,000円」と2位「0円(あげない)」が、ほぼ同数という結果になりました。未就学児は、普段のお小遣いももらっているかわかりません。お年玉をあげるにはまだ早い、あるいはあげるとしても500円から1,000円くらい、と考えている人が多いよう。

では、子どもが何歳になったらお年玉をあげても良いと思うのでしょうか。

Q.何歳になったらお年玉をあげる?

1位 6歳~7歳…29.4%
2位 3歳~4歳…18.1%
3位 0歳~1歳…16.9%
4位 2歳~3歳…11.9%
5位 4歳~5歳…10.7%

1位は「6歳~7歳」、2位が「3歳~4歳」となりました。ちょっと年齢に差があるようですね。そこで、なぜこの年齢になったらお年玉をあげても良いと思うのか、それぞれ聞いてみました。

6~7歳

・「あまり小さいときにお金を与えるのはよくないかなと思う。『何に使うのかを自分でちゃんと考える』ということを学んでも良いと思う小学生くらいからなら、お年玉をあげてもいいかなと」(31歳/情報・IT/技術職)

・「子どものなかでも欲しいものやお金の価値が明確になるかなと思うから」(29歳/団体・公益法人・官公庁/秘書・アシスタント職)

多くの人が、お金の価値がわかるのは小学生になってからだと考えているようです。幼稚園児のうちにお金の使い方を考えるのは、ちょっと難しいのかも。

また、こんな回答もありました。

・「小学生になったら文房具が必要になってくるから」(22歳/小売店/販売職・サービス系)

・「文具とかちょっとしたものを買うのに使ってくれると嬉しいです」(31歳/情報・IT/クリエイティブ職)

小学生になると、かわいいペンケースやノートが欲しくなりますよね。学校で何かが流行ったときにそれを持っていないと、仲間はずれにされてしまうなんてことも。こういうことのために使ってくれるのなら、お年玉をあげてもいいと思う人は多いようです。

ほかには、こんなコメントも。

・「小学校に入学したら、『あのお姉ちゃんはお年玉くれないんだよ~』などと外で悪口を言いそうで怖いから」(25歳/アパレル・繊維/秘書・アシスタント職)

子どもは、世間の目などおかまいなく話してしまいますよね。いや、むしろこちらの立場が悪くなることを知っていて、わざと話していたりして……。どちらにしても、小学生になったらあげておいた方がいいのかも。

3歳~4歳

・「あげたときに『ありがとう』と言える年齢が重要。実際には親への付き合いであげるので」(33歳/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)

・「『ありがとう』とちゃんといえる年齢」(30歳/金融・証券/営業職)

まずは、しっかりお礼が言える年齢になってからというのが大切なようです。なにかを「もらった」ということが認識できないうちは、お年玉をあげる必要はないということでしょうか。

また、「実際には親への付き合いであげている」というのも現実的なコメントですね。ちなみに、さらにリアルにこんな回答もありました。

・「幼稚園ぐらいから親もなにかと物入りになってくるから」(28歳/金融・証券/事務系専門職)

あげたお年玉が親のお財布に入ってしまうことを前提とした意見です。ちょっと子どもがかわいそうな気もしますが、親としては助かるのかも。

まとめ

全体的に、「6歳~7歳」と答えた方は、子ども本人やあげる側である自分のことを視野に入れているのに対し、「3歳~4歳」と答えた方は、その背後にいる親との付き合いにまで目を向けている様子。う~ん、これは意外に奥の深い問題……。

お年玉をあげる年齢に明確なルールはありませんが、みなさんの参考になれば幸いです!

※『マイナビウーマン』調べ。2013年12月にWebアンケート。有効回答数223件(22歳~34歳の働く女性)

(OFFICE-SANGA 岸 明花里)

※この記事は2013年12月30日に公開されたものです

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