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東京都、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎の流行警報

感染性胃腸炎の定点当たり患者報告数推移(定点医療機関からの報告による)

東京都福祉保健局は5日、ノロウイルスなどの感染性胃腸炎が警報基準を超えたとして、流行警報を発した。

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同局によると、大流行した昨年同時期との比較では報告数は少なめ。しかし、例年、この時期は感染性胃腸炎の発生が最も多くなる時期であり、今後の流行拡大に注意が必要としている。

都内261カ所の小児科定点医療機関からの第48週(11月25日~12月1日)患者報告数は15.1人/定点(週)。警報基準値(20.0人)を超えた保健所は、都内31カ所中9カ所で、管内人口の合計は、東京都全体の30.4%になる。

また、今シーズン(9月2日以降)の都内の社会福祉施設などにおける集団発生事例は、12月1日までに46件把握されているという。

同局は、手洗いなどを徹底し、感染予防に努めるよう呼びかけるとともに、高齢者や乳幼児の施設においては、十分な感染防止対策が必要として注意を促している。

都内における感染性胃腸炎の集団感染事例報告件数(2013年第48週まで)

感染性胃腸炎の保健所管内別発生状況(2013年第48週)

※この記事は2013年12月09日に公開されたものです

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