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つい物を溜め込む人の性格「心に不安を抱えている」

ついつい物をためこんでしまい、片付けられない人には、それなりの心理的な理由を持っていることが多いようです。あまりにひどい場合は、専門家に診てもらう必要がありますが、もし「自分はためこむ人かも」と気になるようなら、こんな傾向がないか、一度チェックしてみてください。

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ついつい物をためこんでしまう人は、心に不安を抱えている?

物をためこんでしまい、なかなか捨てられない人に共通していることは「心に不安」があるということです。心が不安定で寂しい気持ちでいるため、身の回りの物に愛情を感じやすくなったり、執着を感じたりしやすくなったり、逆にそこにあるものが見えなくなってしまったりすることがあるのです。

そのため物をためこむ人は、捨てることが普通の人が考える以上にむずかしく、抵抗を感じやすいようです。

もし心に不安が常にある状態で、ものをためこんでしまいやすいなら、以下に当てはまらないかどうかチェックしてみてください。

物に愛情を感じてしまい、ためこんでしまいやすい人は

物に捨てることがむずかしい人の中には、物に愛情を感じすぎてしまうため、捨てられなくなる人がいます。物を捨てるときに「物がかわいそう」に見えたり、「物を捨てたら、自分の部屋らしくなくなる」と考えるなら、物に愛情を感じているケースと言えるでしょう。

このタイプの人は散らかっている部屋に安らぎを感じたり、居心地の良さを感じたりするため、どんどん散らかしていってしまいます。ひどくなると衛生的に問題がある部屋でも快適に感じてしまうようになります。早い段階で自分の心の不安に気づき、それを取り除く努力をするか、物を物として見られる内に片づける癖をつけましょう。

物を集めることで、優越感にひたってしまう人は

必要のないものを集めてしまった結果、物をためこんでしまう人もいます。この場合、生活していて自然にたまるのではなく、自分が努力して集めたものをためこむため、なかなか捨てるのがむずかしく、捨てることに苦痛を感じやすくなるようです。

このタイプの人は、物をためることが一種のプライドになっていたり、物をためることで優越感に浸っていたりするため、ためなくなると不安に襲われることがあります。ひどくなると他人から見ればゴミ同然のものでも一生懸命に集めようとするため、早い段階で心の問題から来る症状だと気づき、違う方法で自己実現を考える必要があるでしょう。

人からためこみすぎだと言われても、そう思わない人なら

物をためこんでいる人の中には、「自分が物をためこんでいる」ことに気づけない人もいます。それは物がどんどんたまっていくこと、またはそれを片づけられない自分に対して、不快感が強すぎるため、「見えなかったことにしよう」と思い込んでしまうからです。

このタイプの人は、物をためこんでいるという現実に意識がなかなか向けられないので、物がたまっていると誰かが指摘しても、「それほどでもない」とか「これが普通」だと、反論してくることがあります。生活ができなくなるほどためこんでから、やっと物がたまっていることに気づいてパニックを起こす場合もあるため、自分自身で気づける間に、不快感がまだ小さい内に片づける癖をつけるのをお勧めします。

物をためすぎてしまう人は、これ以外にも心理的な理由が働き、ためこんでいることを心で肯定していたり、これが一番合理的な方法だと考えたりしがちな傾向があるようです。あまりにひどい場合は、自分自身の命に関わることもあるため、ぜひ心配な場合は専門家に受診してみたり、治療を検討したりしてみてくださいね。

※この記事は2013年11月26日に公開されたものです

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