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安東弘樹アナウンサーは大変ユニークな人「世界のクルマ全部に乗りたい」

『アッコにおまかせ!』などでおなじみのTBSの安東弘樹アナウンサー。イケメン、クールな外見の人気アナウンサーですが、実はとてもユニークな人だというのをご存じでしょうか?安東さんにお話を伺いました。

【早口で喋る人が必ずしも説得力があるとは限らない「アナウンサーに学ぶ:一分間に350文字」】

世界のクルマ全部に乗りたい!

――安東さんは、クルマが大変お好きだと伺ったのですが……。

安東さん はい。大好きですね。いつもクルマに乗っていたいですよ(笑)。トイレに移動するのもクルマで行きたいくらいです。

――クルマ好きになったのはいつからなのですか?

安東さん そうですね。3歳の時に、ミニカーを買ってもらったのを覚えています。それからじゃないでしょうか。原因はよく分からないのですが(笑)。お盆とか、丸いものは全てクルマのステアリングにしていましたね。

――そこまでクルマを好きになってしまったのはなぜでしょうか。

安東さん うーん、決定的な理由はよく分からないんですよ。本当に物心ついた頃には既に好きでした(笑)。

――現在はどんなクルマを所有されているのですか?

安東さん 3台に乗っているのですが……。

●Fiat500 ツインエア
●フォルクスワーゲン シャラン
●ポルシェ911(997)

ですね。

――いかにも走るのが好きな人が選ぶクルマですね。

安東さん そうかもしれませんね(笑)。Fiat500はもう5万5,000kmは乗っていますが全く飽きのこない素晴らしいクルマだと思いますね。僕は、人馬一体感の味わえる「マニュアル車」が大好きなんです。

「ギアが自分の思いどおりにスコンとハマったその瞬間」が気持ちいいといいますか……。

――最近はマニュアル車が少なくなってきていますね。

安東さん 僕は少し寂しいんですけれどもね(笑)。最近のトルコン(トルクコンバーター)のATや2ペダルのMTもよくできているとは思うんですけど、どうしても、自分とエンジンの間に一枚何かが挟まっているような気がするのです。

――今まで何台ぐらいのクルマを乗り継いでこられたのでしょうか?

安東さん もうすぐ40台くらいになるのではないでしょうか。全部ローンで購入しているんですよ。まだ6年のローンが払い終ってないクルマもありますけれど(笑)。

――それほどクルマを購入されていると、ディーラーさんにマークされているのではないですか?

安東さん いや、逆に嫌がられていると思いますよ(笑)。他のお客さんが聞かないようなことばっかり聞くので。センターデフがどうなっていますかとか、クラッチ容量が……とか。

――本当にお好きなのですね。

安東さん そうなんですよ。可能であれば世界中のクルマ全部に乗ってみたいですね。

――そこまでお好きな人も珍しいのではないですか?

安東さん 最近では……そうかもしれませんね。実は先日、日産自動車でGT-Rの開発責任者である水野和敏さんとお会いして、お話をする機会がありました。で、「君みたいなクルマばかは久しぶりに見た。しかもクルマ業界の人間でもないのに」と言われましたよ(笑)。

――それは最高の褒め言葉ですね。

安東さん そこはどうか分かりませんが、でもそれがご縁で、あるクルマ雑誌のインプレッションレビューに呼んでいただきまして。新しいメルセデスのSクラスとトヨタのレクサスに試乗するレビュー記事だったのですが。

――いかがでしたか?

安東さん 水野さんに短時間でしたが、沢山のことを教えていただきました。ああ、そういうところを見なければならないんだなどですね。自分はまだまだだなあと思いましたね。新しいSクラスは本当によくできたクルマでした。

――安東さんはクルマの番組とかはおやりにならないのですか?

安東さん なぜかそういう仕事はこないんですよ(笑)。

安東さんのもう一つの趣味! ガンマニアです!

――安東さんはガン(銃)マニアでもあるとお聞きしたのですが。

安東さん そうですね。好きですね。

――クルマとガンという、ある意味男らしい趣味だとも思うのですが、ガンの方はなぜ好きになったのですか?

安東さん ガンは好きですが、でも間違わないでほしいのです。僕は「銃なんて本当はこの世からなくなった方がいい」と思っているのですよ。また、ガンマニアですが、サバイバルゲームが好きだったり、モデルガンを集めたりといったことをするわけじゃないんです。

――そもそもなぜガン好きになったのですか?

安東さん ワルサーP38という拳銃があります。アニメでルパン三世が使っている拳銃です。小学校高学年だったと思うのですが、そのワルサーP38のプラモデルを買ったのがきっかけでしょうね。

プラモデルを組み立てる過程で、オートマチック拳銃のメカニズムを知ったのですが、「なんてよくできた仕組みなんだ!」とびっくりしたのです。誰が考えたんだろう、本当にこのような機械があるんだ、と思いました。

――メカニズムに引かれたのですか?

安東さん そうですね。アニメに登場する拳銃が実在したことにも驚きましたし、実在するメカニズムの精密さに感銘を受けたのですね。そこから自分でいろいろ調べるようになって、詳しくなりましたね。

――なるほど。では今でもリボルバー拳銃よりもオートマチック拳銃が好きなのですか?

安東さん はい。ただ自分がガン好きなのは「危機管理」のためだと思っています。銃器はとても危険なものです。ですから、それがどんなものか、撃ったらどうなるのか、撃たれたらどうなるかをきちんと知っておく必要があるのではないかと思うのです。

好きなので自分で分解組み立てもできますし、これだけ好きでよく知っていると、拳銃を突き付けられることがあっても、何とかなるかなと(笑)。

――メカニズムが好きというのは、クルマ好きと通じているのかもしれませんね。安東さんはとてもリアリストなのではないでしょうか。

安東さん そうですね。確かに自分でもリアリストだと思います。

こんな番組をやってみたい!

――とてもユニークな安東さんですが、これからどんな番組をやってみたいと思われますか?

安東さん うーん、クルマの番組もやってみたいのですが……。世の中の不条理を炙り出す様な番組をやりたいですね。視聴率がそんなに良くないかもしれないんですが……。

不条理や矛盾をそのまま置いておかないで皆さんの目に触れるところに出す、そんな報道の基本に立ち返るような番組をぜひやりたいと思います。

――ありがとうございました。

いかがだったでしょうか。ファンからは「俺たちのアンディー」と呼ばれている安東弘樹アナウンサー。ぜひ安東さんの番組を見てみたいですね!

(高橋モータース@dcp)

※この記事は2013年11月22日に公開されたものです

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