お使いのOS・ブラウザでは、本サイトを適切に閲覧できない可能性があります。最新のブラウザをご利用ください。

お菓子で打ち合わせがスムーズになる「連合の原理」

人に好感を持ってもらうためには、「あの人と一緒にいると楽しい」「なんだか得だ」と思わせることが重要です。面倒な打ち合わせも楽しみがひとつあるだけで印象が変わり、スムーズに進めることができるんです。

【会議や打ち合わせが下手なあなたへ。スムーズに進めている人のコツ】

連合の原理

「連合の原理」とは、2つの対象がお互いに結びついていると錯覚してしまう原理のことです。例えば、テレビのコマーシャルには今売れている人気のあるタレントが数多く起用されていますよね。人気があるので当然出演料も高く、起用する側は莫大(ばくだい)な出費を覚悟せねばなりません。

それなのに、なぜその人気タレントを使おうとするのでしょうか?それは、人気のあるタレントと、タレントが紹介する商品とのイメージが互いに結び付き、結果的に商品までもがそのタレントと同じ価値があると、消費者に錯覚させることができるからです。

結果的に商品がたくさん売れれば、タレントに支払った出演料ぐらいは簡単に回収できてしまうんですね。

「また一緒に仕事したい」と思わせるテクニック

ビジネスの場においても、連合の原理は活用できます。打ち合わせをするときには、ただ椅子と机が並べてあるだけではなく、そこにおいしいお菓子が用意してあると喜ばれます。人間は疲れてくると脳が甘いものを欲しがりますし、おいしいお菓子をネタにして会話が盛り上がり、雰囲気がなごんで打ち合わせがスムーズに進むということもあるでしょう。

そうしていい気分にさせてもらえた相手は、結果的に「今日の打ち合わせはとてもスムーズでやりやすかった。ぜひまた、あの人と一緒に仕事がしたい」と思ってくれるのです。
これと同じように、人と会うときにはテーブルの上にきれいな花を飾ったり、商談の場を評判のいい料理屋さんにするなど、相手が心地いいと思えるような環境づくりをすれば、物事はうまく運びやすくなるので覚えておきましょう。

自分だって、人の家に招かれたとき、きれいに掃除がしてあっておいしいお料理でもてなしてくれたら嬉しいですよね。きっと「また来たい」と思うはずです。

※この記事は2013年10月18日に公開されたものです

SHARE