女性のおひとりさまもOK!新宿歌舞伎町&ゴールデン街の隠れた名店4選「歌舞伎町本格イタリアン」
日本一の歓楽街である、新宿・歌舞伎町。そんなアヤしくギラギラと輝く眠らない街にも、女性に人気のおいしい隠れ家があるんです!
【新宿思い出横丁の名店はここだ!『「煮込み」が最高! ささもと』『地鶏が旨い! あがっしゃい』】
今回は、歌舞伎町、ゴールデン街に通うライターの一人である自分の経験から、アヤシくも親しみやすい、知る人ぞ知る隠れた名店をご紹介しましょう。非日常的な雰囲気とおいしい酒食を存分にご堪能ください。
異才の不良シェフが振る舞う「歌舞伎町本格イタリアン」
区役所通り沿いの雑居ビルの地下、その奥まった場所にある『深夜いたりあん あかはる』。店内の壁にはロックの名盤が飾られ、BGMにはジミ・ヘンドリックスが流れています。そんな、世間一般のイタリアンのイメージからはあまりにも程遠いこのお店、リーズナブルに本格イタリアンを楽しめると評判です。
本場イタリアや有名店での修行経験は一切ないというオーナーシェフの赤春さん。その独自の料理センスから生まれる品々に対し、「ここで初めて本物のカルボナーラを食べて、それまで食べていたのは?カルボナーラ風?だったと知りました!」「これだけおいしいのに有名店の半額くらいなのが嬉しい♪」とは常連のお客さんの声。
地元の地主、お店のオーナー・ママさんから、ホスト、キャバクラの女の子ほか、数多の舌の肥えた?歌舞伎町の住人たち?を魅了し続ける隠れた名店です。
■人気チェーンが提案する「ラーメンとお酒の新しい楽しみ方」
雑誌やテレビで目にする機会も多い人気ラーメンチェーン『凪ラーメン』。香港ほか海外出店も好調で、大手メーカーとのコラボカップめん発売などでも話題ですが、既存の日本のラーメン屋の枠を超えた『ラーメン凪Noodle BAR歌舞伎町店』をオープンしました。
BARだけに日本酒、焼酎、梅酒、ハイボール、各種リキュール類などお酒の種類も豊富(450円~)。ラーメンと餃子や杏仁豆腐のセットメニューや、まるごとフルーツアイスデザートなどサイドメニューも充実しています。
メインのラーメンは、秘製最高級白湯スープがベースの世界初フルオーダータイプ。麺、味、油、辛味など全675万通り(!)の組み合わせから、アナタだけの一杯が選べます。コラーゲンたっぷりのスープにヘルシーオリーブ油なんていう、女性にウレシイ組み合わせも自由自在です。
ゴールデン街らしくない、落ち着いた雰囲気の隠れ家
昭和の香り漂うレトロな佇まいの新宿ゴールデン街。わずか数百メートル四方に260軒もの小さな飲み屋が林立する中、『松鐘亭』はかなり?らしくない?一軒。狭く急な階段を登って店内に入ると、そこには閑静な小料理屋さんが。さっきまでの雑多な飲み屋街からトリップしたような違和感を覚えます。
小柄でかわいらしいママさんは飲み屋街で働きながら、舌の肥えた常連客相手に、さらには先輩のお店に通い、老若男女、幅広いお客様と接しながら料理を覚えていったそうです。
定番でおすすめの「鶏ハム」(600円)は、数種類のハーブや岩塩の芳香と、ほっくりやわらかな食感が絶品! 旬のおすすめメニューも随時開発中だとか。
また、日本酒にも詳しいママさんは、常連客から「日本酒の師匠」と慕われる一面も。定番の日本酒は置かず、客の要望をうかがって提供しているそうです。
気取らない味と素敵な歌を召し上がれ!
壁に掛けられたギター。所狭しと無造作に張られたチラシ。まるでライブハウスのような雰囲気の、新宿ゴールデン街にある大人のロックBAR『Heavy Gauge』。同店のお奨めは、オープンから7年、試行錯誤を重ねて現在に至る、オーナー・成瀬さんによる特製チキンカレー(700円、おつまみルーのみ400円)です。
「特別な調理法も秘蔵のスパイスもない、普通のカレーですけど……。一貫して変わらないのは?気取らない味?ですかね」と話す成瀬さんですが、その素朴で家庭的な味わいは、昭和の香り漂うゴールデン街の空気と相性バッチリ! 出前の注文が来るのも納得の人気メニューとなっています。
また、ライブやCD発売などミュージシャンとしても活動する成瀬さんならではの『オリジナル曲?カレーライス?の弾き語りサービス』も好評。コレ目当てに注文するお客さんも多いそうです。
いずれ劣らぬ『アヤシい街のステキな隠れ家』。その全店に共通するのが、美味なるメニュー、気さくなスタッフはもちろん、『フレンドリーなお客さん』。初めて一人でフラッと立ち寄っても、お店まるごとで暖かく迎えてくれる。そんなところも女子に人気の高い要因です。
(OFFICE-SANGA 岩井浩)
※この記事は2013年10月08日に公開されたものです