8割以上が「自宅で作ったカレー」を食べる　1万人に聞いたカレー調査

マイボイスコム株式会社は、「カレー」に関するインターネット調査を実施し、1万97件の回答を集めた。

同調査によると、カレーを食べる頻度は「月に2～3回程度」(39.7％)、「月に1回程度」(30.6％)が各3～4割とボリュームゾーンとなった。男性の方が頻度は高く、週1回以上食べる人が2割(「週に1回程度」11.7％、「週に2回以上」2.0％)。また、男性20代以降年代が上がるほど、頻度が高い傾向にあった。

カレーを食べる人に、どのようなカレーを食べるかを聞いたところ、「自宅で作ったカレー」(85.7％)のほか、「レトルトカレー」(45.6％)、「外食」(26.8％)などが多い結果となった。カレーを週1回以上食べる人では、「レトルトカレー」「外食」が多く見られた。

一方、自宅で作ったカレーを食べる人に、よく使うカレー・ルウを聞いたところ、「こくまろカレー」「2段熟カレー」「バーモントカレー」と回答した人が多かった。「とろけるカレー」は、女性30・40代で多く、「ジャワカレー」は高年代層で多く見られた。

市販のカレー・ルウ購入時の重視点は、「味」「価格」のほか、「辛さ」「こく」「香り」「メーカー」「容量、サイズ」など。「味」「辛さ」は、女性高年代層ほど多い傾向にあった。「こくまろカレー」「2段熟カレー」「とろけるカレー」主利用者では味より「価格」を重視する人の方が多く、「バーモントカレー」主利用者では「甘み」がやや多い傾向にあった。

カレーを自分で作る人は7割弱。男性20代以上では4～5割、女性30代以上では9割弱となっている。「月に1回程度」(23.9％)、「月に2～3回程度」(17.5％)が各2割前後でボリュームゾーンとなった。

自分でカレーを作る人に、作る理由を聞いたところ、「カレーを食べたい」(68.2％)、「簡単に作れる」(44.1％)が上位2位となった。そのほか、「作り置きできる」(27.0％)、「みんなが好きなメニュー」(26.7％)、「野菜をたくさんとれる」(19.5％)、「時間がたってもおいしい」(17.1％)なども多く見られた。「簡単に作れる」「作り置きできる」「みんなが好きなメニュー」は、女性が男性を10ポイント以上、上回った。

カレーを作るときの工夫・こだわりとして、自由回答で聞いたところ、「メーカー推奨の倍ぐらいのタマネギをチョコレート色になるまで小一時間ほど炒める。ほかの具材を強火でグラグラ数回にわけて煮込むなど」(男性53歳)、「必ずトマトのホール缶を入れる。酸味が出ておいしいと妻に評判」(男性35歳)、「黒糖や黒糖焼酎、自家製のスモモ酒などを入れる」(女性32歳)、「主人のリクエストで、カレーが甘くなるからとじゃがいもは入れない」(女性46歳)、「夏はココナッツミルクを入れたり、秋は茄子を入れたりして季節感を楽しむ」(男性35歳)など、さまざまな声があがった。

※この記事は2013年09月18日に公開されたものです