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誰でも手に入る! 楊貴妃が好んだ美肌の最強食材は?

働く女子が、ランチタイムに眺め読みするだけでも楽しい、作っている自分をイメージして、キレイになるコツがわかったような気になる。そんな、美味しくて、楽しそうな料理レシピをお伝えする連載です。4人の人気料理ブロガーが週替わりで料理レシピをお伝えします。

◆きれいになる、梨と白きくらげの薬膳ジュレ

こんにちは! 国際中医薬膳師の清水えり(fanifani)です。

早いものでもう9月。まだ残暑の日もありますが、空気はもう秋ですね。薬膳では秋は乾燥に気をつける季節でもあるので、今月は潤いを補って美肌にもいい簡単デザートを紹介します。

中国では喉が痛いときには梨のスープをいただくことがありますが、これをデザートにアレンジ。梨にはさっと火を通すだけで、シャキシャキ感を残します。そして、スープではなく、ゼラチンで固めてつるんと食べやすく、さらにコラーゲンもプラスしました。

★現代の、楊貴妃スタイルを楽しむ!?

薬膳といえば、枸杞(クコ)の実やキクラゲをイメージする方が多いように、枸杞の実は手軽に手に入る生薬のひとつ。潤いを補い血を増やすので、美肌や目の疲れに効果的。また、老化と関連の深い腎にも働くのでアンチエイジングにもいい食材です。

そして、白キクラゲも潤いを補う食材です。植物性コラーゲンを含むとも言われ、最強の美肌食材です。世界三大美女の楊貴妃も白きくらげを好んで食べていたとか。

白い砂糖は体を冷やすので、体を冷やしにくく、さらに気を補って疲労回復効果もある蜂蜜で、やさしい甘さのデザートに。生姜も入るので、冷たいデザートでも体はぽかぽかです。

薬膳では、季節ごとに活発になる臓器があり、これを助ける食材を取るといいと言います。

秋は肺が活発になる季節。そして梨は肺の働きを助け、喉や肺の乾燥を防ぐ効果がある果物です。また薬膳では季節ごとに取るといい色の食材があり、秋は白い食材をとるのがいいのです。ということで、白キクラゲに梨のコンビのデザートは秋にオススメ。夏疲れしたお肌や体の回復にぴったりです。

材料(4人分)調理時間30分

白きくらげ 2~3g
枸杞の実 大さじ1
梨 1個
粉ゼラチン 5g(1袋)
しょうが 10g
水 300cc
蜂蜜 大さじ3
レモン汁 大さじ2

作り方

    1. 白きくらげと枸杞の実は水につけて戻します。粉ゼラチンは大さじ2の水(分量外)でふやかしておきます。
    2. 梨は1cm角に切ります。しょうがはすりおろします。
    3. 水と蜂蜜、しょうが、白きくらげ、枸杞の実を鍋に入れて中火にかけ、煮立ったら梨を加えて1分煮ます。
    4. 火を止めたらふやかしたゼラチンを溶かし、レモン汁を加えて冷やして固めます。
    5. 器にざっくりとすくって盛りつけてどうぞ!

 

*中医薬膳師 清水えり(fanifani)*


普段から野菜中心で季節に合わせたヘルシーなごはんを心がけています。薬膳の勉強中で、一人ひとりに合わせた、おいしくてきれいになるメニューを提案するお仕事をするのが夢。中医薬膳師、家庭薬膳アドバイザーでもあり、普通に買える食材で、おうち薬膳レシピも提案していきます。

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取材協力 「タベラッテ」

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※この記事は2013年09月13日に公開されたものです

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