中国本土、香港、台湾の旅行に関する意識・動向調査　香港・台湾では理想的な旅先として日本が圧倒的1位

厳選した旅行情報を提供するオンラインメディア「トラベルズー」を運営するトラベルズー・ジャパン株式会社は、中国本土、香港、台湾のトラベルズー登録読者2,405名に旅行に関する意識・動向調査を実施した。

日本政府観光局(JNTO)の調査によると、2013年上半期の訪日外客数推計値のうち香港が約34万人(前年比43%増)、台湾が約103万人(前年比49%増)で、過去最高値を記録した。一方、中国本土からの訪日者数は約54万人(前年比‐27%)に落ち込み、団体旅行を中心に減少している＊1。この背景を受け、トラベルズーでは、中国本土、香港、台湾の旅行に関する考え方や、旅先としての日本への意識調査を実施した。

調査は2013年8月上旬、旅行が好きな中国本土、香港、台湾在住のトラベルズー会員2,405名(中国本土490名、香港1,522名、台湾393名)を対象に実施された。

＊1訪日外客数(2013年6月推計値及び上半期推計値)報道発表

主な調査結果は以下の通り。
＜主な調査結果＞

【中華圏の旅行に対する考え方】

レジャー旅行の目的は、中国本土では8割が「異文化体験」、香港・台湾は9割が「リラックス」と回答

中国本土では、74％がレジャー旅行をプレゼントすると回答し、その相手は「両親」が9割で1位

【日本への旅行の動向】

1年以内に渡日予定がある人は香港では72%、台湾では80%。中国本土では57%に留まるも半数を超える結果に

日本への旅行の目的は、中国本土では「日本の文化体験」、香港は「日本食」、台湾では「日本が好きなため」がそれぞれ1位に。3地域で共通して日本食が人気であった

人気の旅行先は「北海道」が根強い人気でいずれも1位である

富士山へは「時間があれば行く」との回答がいずれも1位であった

香港・台湾では「理想的な家族旅行の旅先」として日本が圧倒的1位に選ばれるも、中国本土では人気振るわず

「1人旅」の目的地として日本は香港・台湾で1位、中国では3位であった

※この記事は2013年08月20日に公開されたものです