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アリは気温25℃以上で活発に!家宅侵入させないための小さな心得「食べカスをこぼさない」

つい先日のこと。ご近所からいただいたスイカを切り分けて、いざ食べようとしていたところに、「ピンポーン! 回覧板でーす!」との声。とりあえずスプーンを置いて玄関に。ふむふむ、資源ゴミ回収の日が変わったんですね。

あれー? スイカの種こんなに多かったっけ? ていうかアリ? ぎゃー!

ちょっと目を話した隙に、スイカに大量のアリがついているんです。しかも、気づけば部屋中至るところにアリの行列が。一体どこから入ってきてるの!? というか、そもそも家の中に入ってくるのはなぜ? そこで害虫駆除商品を開発・販売しているアース製薬に対処法を聞きました。

「アリは屋内・屋外を問わず、常に餌を求めて徘徊しています。そのため、砂糖や食品などの餌を求めてありとあらゆる隙間から家の中に侵入してくるんです」とはアース製薬の広報・石神さん。

家の中のアリは食べ物を探してたんですね……。アリも生きるためとはいえ、ちょっと迷惑。一体どんなこしゃくなアリが侵入してくるんでしょう?

「アリは、トビイロシワアリやイエヒメアリなど、主に虫の死骸などを食べる雑食性と、アミメアリやトビイロケアリなど、砂糖や花の蜜をなめる吸蜜性との2種類に大きく分けられますが、家に侵入するアリは特に種類が限定されていることはありません。ちなみに、アリは気温25℃以上になると活発に活動しますので、夏に一番多く見かけます」

たかがアリだからと油断していると、痛~い目にあうことも。

「食べ物にたかる以外には、人間に噛み付いてきたりします。結構痛いので、小さい子どもがいるご家庭は要注意です」

それはたいへん! 家の中に入ってくる前になんとか防ぎたいのですが、何か効果的な対処法はありますか。

「基本的なところで言えば、食べカスなどに注意し、日ごろから家の中をこまめに掃除して、アリが繁殖しにくい環境をつくることが大切です」

それでも増えてしまったら、アリ用殺虫剤をうまく活用しながら撃退するといいとのこと。アリから大好きなスイカを守るためにも、清潔空間を心掛けるぞ!

<齋藤玲奈/清談社>

※この記事は2013年07月25日に公開されたものです

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