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「友達が多いあの人」は「他人に認められたい」

あなたの身近には「一人でお出掛けなんてできない」という女子はいませんか?お一人さまなんて無理、いつも誰かと一緒にいたい、みんなでワイワイ騒いでいたい、という人は「親和欲求」が高い人と言えます。今回は、そんな「親和欲求」の高い人の扱い方をチェックしていきましょう。

親和欲求とは?

「親和欲求」とは、他人と仲良くなりたい!という欲求のことを言います。通常、誰もが持ち合わせている欲求の一つですが、その度合いは人によって個人差があり、特に男女で比較すると、男性よりも女性の方が「親和欲求の高い人」が多いと言われています。確かに、男性に比べて女性の方が「一人で行動できない」、「友人同士で群れている」率が高いですよね。

親和欲求が高い人は、他人に対する気づかいが得意で人懐こいという特徴があります。そのために友達づきあいも多く、いつも誰かと行動をともにしている、電話やメールの回数が多い…といった行動が特徴としてあげられます。自ら好んで、積極的に他人との関係を築いていこうという意識が強いタイプと言えるでしょう。

しかし、この欲求が強くなりすぎると、他人から嫌われることを恐れ、心が不安を感じるという、親和欲求のマイナス面が出てくることも…。特に、自分に対して厳しい評価をする人に対しては、拒否反応を示したり反発するなど、不安から攻撃に転じてしまうこともあります。

親和欲求の高い人は、良い意味でも悪い意味でも「集団のムードメーカー」となりやすいのです。

親和欲求の高い人の上手な扱い方

親和欲求が高い人は、「自分が嫌われているかもしれない」と感じると、大きな不安を感じる傾向があります。例えばあなたが忙しくて電話に出ない、メールの返信をすぐに返さない、といった態度を取ると、大きな不安を感じます。そういった不安な心が元となり、関係を悪化させてしまうことも…。これを回避するには、面倒でも電話やメールには早めに対応するようにするなど、不安を与えない心配りが大切です。

また、親和欲求が高い人は「承認欲求」も高い傾向にあります。承認欲求とは他人から認められたい、信頼されたいという欲求のこと。何かアドバイスや指摘をする場合には、相手の言動を否定する言い方ではなく、「そうだよね、わかるなぁ」など、発言を肯定するところから入ると、話の意図がスムーズに伝わりやすくなるでしょう。

ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、特に職場や友人のグループなど、女子同士の関係を円滑に保っておきたい場合は、こういったポイントを押さえておくことがとても重要です。ちょっとした原因で「女子の人間関係トラブル」に発展させないためにも、集団のキーパーソンとなりやすい「親和欲求の高い人」の扱い方を覚えておきましょう!

※この記事は2013年07月20日に公開されたものです

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