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アフター晩酌の3大パートナーは「TV」「インターネット」「会話」

酒文化研究所は、同研究所の酒好きモニターを対象に、「アフター晩酌の酒」についてアンケート調査を実施した。有効回答204(回答率17%)。

調査において、「自宅で晩酌後に、お酒を飲むことがあるか」尋ねたところ、「よくある」と回答した人が41%、「ときどき」と回答した人が25%。3人に2人は晩酌後もお酒を飲んでいることが明らかになった。

年齢別にみると、晩酌後にも飲む人が多いのは「40代」で80%、「30代以下」と「50代」では70%となった。男女別では、「よく飲む」と答えた人は女性51%、男性38%と、女性の方が多かった。

女性のアフター晩酌の飲用シーンは、「入浴をすませてから」「洗い物など片づけをしてから」など、すべて済ませてからという回答が多く、飲酒を好む女性の場合にはゆっくりと晩酌ができず、すべての家事を終えてから飲むことが多いというのが実態のようだ。

自宅で晩酌後に、お酒を飲むことがありますか

自宅で晩酌後に、お酒を飲むことがありますか

晩酌後に飲むお酒の最も多いパターンを聞いたところ、「晩酌の時とは全く違う酒類を飲む」76%、「晩酌の時と同じ酒をそのまま飲む」18%だった。晩酌後には飲むお酒を変えるという人が4分の3ということから、晩酌とアフター晩酌では酒の楽しみ方に気持ちの切り替えがあることが伺える。

晩酌後によく飲むお酒の種類については、「ウイスキー」33%、「焼酎」32%と、アルコール度数の高い蒸溜酒が上位を占めた。以下、「ビール」「ワイン」19%、「日本酒」14%と続いた。年代の特徴をあげると、「ウイスキー」や「焼酎」を飲む人が多くなるのは40代~50代で、どちらも4割に達している。

一方、30代以下の若い層では「洋風リキュール」6%、50代では「日本酒」27%など、選ばれるお酒に年代ごとの特徴も見られた。

晩酌後に飲む酒の最も多いパターン

晩酌後に飲む酒の最も多いパターン

晩酌後に飲むことが多いお酒

晩酌後に飲むことが多いお酒

晩酌後にお酒を飲みながらしていることは、「テレビや録画した番組等を見る」が最も多く、77%となった。次いで、「インターネットで動画やホームページを見る」40%、「パートナーとの会話」28%、「新聞や本を読む」25%、「音楽を聴く」16%、「SNSをする」9%となった。

晩酌後にお酒を飲みながらすること

晩酌後にお酒を飲みながらすること

最後に、アフター晩酌の有無と飲酒量の関係を質問。晩酌後は飲まないと答えた人は、厚生労働省の定義による適量飲酒の範囲(飲酒量2単位以内)が86%だったが、アフター晩酌をする人は、3割の人が適量を超えていた。毎日アフター晩酌をしている人は飲みすぎに気をつける必要がありそうだ。

家庭での平均的な飲酒量

家庭での平均的な飲酒量

※飲酒1単位は日本酒180ml、ビール500ml、焼酎100mlウイスキー70ml、ワイン300ml程度。厚生労働省は1日の適性飲酒量として、2単位以内を推奨。

※この記事は2013年07月12日に公開されたものです

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